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7月の乱〜データ管理マジ卍(DAIJI)〜

今月全然書くペース守れなかったなあ。文章が書けないのも割とストレスになるんだなあ、と感じてしまいます小田貴音です。文章が上手いかどうかは別のベクトルです。

万貴音ではマンスリー配信ライブだけでなく、念願の「ごめんあそばせ feat.桑原しおり」のサブスクリリースもできました(聴いてね!)。

さらに外注制作では藤江潤士さんのミニアルバム「髭」(7/27リリース)のミックス・マスタリング、次いでESTACIONのデジタルシングル「万華馨」(7/31リリース)のアレンジ・ミックスを担当(聴いてね!)。他にも現在制作中の案件が2件ほど走ってます。

とまあ、しっかり働いて形にもしてきてはいたのですが、トラブルもほんとに多かった。Twitter凍結事件、足の爪剥がれ事件、CM案件の一つが保留になる事件(クライアントの都合だそうです)、その他細かい悲しみも受けつつ、現在ラスボスの対処中。それが、

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Time Machineバックアップ+完成データ/プロジェクト保管用HDD(3TB)ぶっ飛び事件。

7/7未明、寝落ちから覚め、寝直す気にもならなかったのでMacに向かうと、何かおかしい。ミュージックアプリ、写真アプリが読み込めない(俗に言う「砂時計」、ってやつ)。写真やミュージックアプリのデータは非常に容量を食うので(ミュージックアプリは20000曲〜ぐらい入ってますす)、本体じゃなくこっちのHDDで管理してたわけです。

まあMacも長いこと電源入れっぱなしだから、キャッシュでも暴走してんのかと思ってまずは再起動。しかし状況変わらず。

で、外付HDDを確認したところ、件のHDDが認識されてないことに気付く。ちなみにこれとは別に480GB/2TBのSSDも刺さってるんだけど、これは通常営業。USBケーブルのエラーを疑って、電源切って抜き差しすると、

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フォーマットされてない形で読んだ。これはアカン。速攻電源落として外しておく。当たり前だけど、初期化作業はしてません。
てなことで日が昇る前の時間にHDDのデータ復旧サービスを延々調べて、昼前にはとある会社に診断と見積もりの依頼。

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福岡某所へ即日輸送されていきました。動揺をはみ出させながら、この後実は「ごめんあそばせ」のジャケット撮影に向かったという。苦笑

後日、診断結果と見積もりを聞いたんですが、なんとびっくり、見積もりが「44万(税込)」とのこと。3TBのHDDに9割ぐらいデータ詰め込んでたもんで、まあ安く収まるとは思ってなかったものの、さすがにこれはきつい。っていうか俺の経済状況ではどうにもならんぞ。。

さらにびっくりしたのが「流石に0が想定より一つ多い見積もりだったんで、返送してもらって次の手を考えます」と言ったところ、「上司にかけあって出来るだけコスト下げてみます」と返答があったんで、しばらく待ってみると次に来た見積もりが8万ぐらい(修理費のみですが)になってまして。

「安くしてもろた!わーい!」ってレベルではないんですよね、これ。なぜ1/4の価格まで縮小できるのか、がもうどうやっても不審に感じてしまったので、やはり丁寧にキャンセルして返送してもらいました。

自分も作詞作曲やアレンジなど、「形のないもの」でお仕事して収入を得ている立場なので、この件については色々考えさせられるものがありました。自分の仕事もクライアントによっては「高い」と言われることもあれば「安い」と言ってくれることもある。価格や価値に足るだけのものを提供すること、そしてそれを不当にブレさせないことがすごく大事だと感じます。「よく分からないだろうから、少しでも高く請求してぶんどってやろう」は、いくら自分が貧乏だろうとやりません。だから自分のようなちっぽけな音楽家でも信頼されて任されてきた自負もある。

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願いをどせいさんにブーストしてもらいつつ。

数日後に返送されてきたHDDをその日に別の所に持って行く。こっちは知り合いが実際にお願いした所です。見積もりの結果、予想通り10万は軽く超えましたが、正式に依頼。状況が状況なので、もしかすると「復旧不可」の可能性もあるんですが(この場合は無料です)、現在その報告待ちです。

ちょっと笑えないレベルでの痛手ではあるんですが、過去作った楽曲データ、資料用にちまちま貯めていった音楽サンプル、思い出いっぱいの写真たち、などなど、失くしたくないデータが満載。さらにこれが結構きついんですが、万貴音のライブ用のオケデータも大部分が飲み込まれてしまっておりまして、アレンジ込みの音でライブが出来なくなる可能性もあったりします。救えるものは、救いたい。現実と相談しなきゃいけないけれど、その範疇で思いはプライスレスです。


長期間、踏んだり蹴ったりの気持ちを引きずってしまいましたが、まあもう起きてしまったことは仕方がない。不器用だろうがボロボロだろうが、真っ直ぐ考えて生きるのみです。それが俺だ。今はデータがなるべく多く帰ってくることを願いつつ、8月が平和でいい時間になることを願いつつ。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、という言葉が浮かんだ。前半はもうちょっと軽めにしてほしいと思ってますが、そんぐらいの気持ちでいこう。

さ、頑張ろう!


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