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投資の考え方9/初心者向け投資セミナー:アメリカの10%法則とビットコインの未来

初心者向け投資セミナー:アメリカの10%法則とビットコインの未来

2019年9月、私はブログにある記事を書きました。それは、「アメリカ人の10%がビットコインを持っている」というニュースを読んだからです。このニュースを見て、私はある法則を思い出しました。


フォード自動車と「10%の壁」

かつて、フォード自動車が車の量産を開始したとき(X年)、アメリカの家庭の**10%**が車を所有するまでにY年かかりました。しかし、その後(Y-X)年が経過すると、90%の家庭が車を所有する時代になったのです。

これは、「新しい技術や製品が市場に浸透する際、10%の普及率を超えると一気に拡大する」という法則を示しているかもしれません。


ビットコインにも当てはまるのか?

この法則がビットコインにも当てはまるとしたらどうでしょうか?

2019年当時、ビットコインの価格は約100万円でした。もし、この「10%の法則」が働くのであれば、10年後には市場全体に急速に普及し、価格も爆発的に上昇する可能性があると考えました。

そこで、私はブログで
「試しに約7万円分のビットコインを購入する」
提案をしました。

7万円という金額は、人によって感じ方が違います。

  • 「無くなってもまあいいか」と思える人もいれば、

  • 「7万円あれば旅行に行けるし、家電も買える」と思う人もいるでしょう。

そこで、
「無くなっても人生に大きな影響はない金額」
の人は賭けに乗ることができます。
もしこの予測が正しければ、
10年後には7万円が約1億円になっているのではないか、と考えたのです。


1億円と億万長者のイメージ

1億円と聞くと、多くの人は「億万長者」というイメージを持つかもしれません。しかし、実際のところ1億円は「大金」ではあるが、無限の富ではないということも重要です。

  • 1億円あれば、都心にマンションを買うことはできますが、一戸建ては難しいかもしれません。

  • 1億円を手にしたからといって、一生働かずに暮らせるわけではありません。

  • 仮に資産1億円を持っていたとしても、運用しなければ減る一方です。

一方で、投資の世界では、1億円を「次の投資資金」として考える人もいます。つまり、1億円を得たときに「これで終わり」なのか、「ここからさらに増やすのか」で、その後の行動が変わってくるのです。


2024年現在、ビットコインはどうなった?

2024年、つまりこの私の予測から約5年が経ちました。ビットコインは順調にとは言えませんが紆余曲折を経て成長し、一時は1BTC=1千700万円を超える価格にまで達しました。
しかし、予測通りに進むならば、あと4~5年でビットコインは約14億円になっていなければなりません。
そうすると、私のアドバイスにきちんと乗った人は1億円を掴むことになります。
ビットコインにして10年放っておくだけで、7万円が1億円になるのです。

果たして、この法則は本当に当たるのでしょうか?それとも、単なる私の勘違いだったのでしょうか?
私の場合はこの予言の半年前から8万円を運用し始め、途中で引き出した現金を含めると4千万円程度になり、現在の運用残高は2千万程度になっています。

折しも老後の2,000万円問題が世間を騒がした時期でもありました。

老後の2,000万円問題とは?

金融庁の報告書(2019年)によると、夫婦の老後資金は年金だけでは不足し、約2,000万円の貯蓄が必要とされた。
これは、毎月5万円の生活費不足が30年間続くと仮定した場合の試算。
政府は「公的年金だけで十分」と反論したが、不安を感じた国民の間で大きな議論に。
実際の必要額は生活水準や健康状態によって異なるが、早めの資産形成が重要とされる。

私は当時から、そして今でも、
支出を最適化し、年金の範囲内で生活する方法もあり、2,000万円が必要とは限らない。
と思っています。

以下はその最近の運用実績を表にしてあり、ほぼ毎日更新しています。

2025-01-30現在、各マーケットの運用利回り 171.1%、105.2%、206.4%
となっております。
これは同じ人間がやっても、ちょっとのやり方の差で実績がこれだけ違うことを意味しています。


投資のヒント:過去のデータから未来を予測することの限界

10%法則の話は、「過去のデータから未来を予測することの可能性と限界」を示す一例です。投資の世界では、過去の成功パターンが未来にも通用することが稀にありますが、殆どはそうとは限りません。

  • 技術の進化や市場の変化により、新しい要素が加わる可能性がある。

  • 政府規制や社会の受容度によって、成長が鈍化も加速もある。

  • 単なる偶然が後から「法則」のように見えることもある。

仮想通貨の未来は誰にもわかりません。しかし、過去のデータや歴史のパターンを参考にしつつ、それに固執しすぎず、柔軟な視点を持つことが投資では重要です。


まとめ:あなたはどう考える?

今回紹介した「10%の法則」がビットコインにも当てはまるなら、あと数年で爆発的な成長が起こるかもしれません。しかし、投資はあくまで**「可能性」**の話であり、確実な未来ではないことを理解しておく必要があります。

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