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土佐久礼の地元スーパーが閉店

昨日買い物に行ったら、全部の品に3割引とかの札がついている。
最初、「ついに店を閉めるのかな?」

と思ったが、
「年度末の決算セールかもしれない」
と思い直した。

私はアルコールを買おうと思って久礼に買い物に行ったが、
この店ピコットには行くつもりがなかった。

聞くと、やはり、「ついに店を閉める」
閉店セールらしい。

通常は、ほんのわずか、イオン系のスーパーが酒類は安かったからだ。

しかし、流石に三割引かれると買わないわけにはいかない。

と言って、欲しい銘柄の酒はほとんど残っていなかった。

ピールも、黒生とか、富良野ビールはここにはおいてなかったから、

普段からこの店で買うものはほとんどなかった。

地元の常連さんが支えていたのだろう。

しかし、私が中土佐町に来て8年、

一挙に高齢化と人口減は進んだようだ。

イオン系のスーパーの駐車場も最近めっきり車が少ないと感じていた。

品数も減り、買い物で生活が豊かになることは想像しにくい商品構成になっていた。

どんどん若者や子育て世代や、中堅どころが減り、
外に出ることと、それぞれが歳をとることで、
高齢人口比率は急上昇する。

人生を楽しむというよりは
減り続ける年金で以下に死ぬまでやりくりして、
生き延びる
ことが最大の課題になる。
そんな人の比率が高まるから、地元での売り上げは減るよね。

地元商店の敵はネット通販もある。
自宅にいて商品が届くのだから、
わざわざ、ガソリンを炊いて、時間を潰して買い物に行こうとは思わない。

地元に職場がなければ、
町外に通勤ということになるが、
その通勤経路に品揃えのいい店があれば、
それを買うのは当たり前。

それらのことによっても、地元の売り上げは減る。
地元に買い物ができる店がないと不便なのは百も承知で、
地元の店が潰れる選択をする町民。

私が、6−7年前、中土左町長をリコールしたり、選挙に出た時に
シミュレーションした中土佐の将来人口は
壊滅的なほど激減することが示されていた。


町民の多くは私の訴えには耳を貸さなかった。

ほとんどは地域の将来などは考えられないのだろう。

諦めているのかもしれない。

殆どの人は自分のことで、精一杯だ。
だから、地域のことや社会のことに対処できない。
そのことが、ジワジワと自分の首を絞めている。

それは、私がかな金切り声を上げて、訴えても

届きそうにない。








土佐久礼の地元スーパーが閉店

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