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2022J1リーグ第13節

 本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。浦和レッズを相手にアウェイ埼玉スタジアムで19時半キックオフ、いわゆる金Jだ。

 浦和レッズはJリーグ発足時からのオリジナルクラブ同士でサンフレッチェと何かと因縁のあるビッグクラブだ。そんなレッズは現在14位と低迷しているがもちろん侮れる相手ではなく険しい戦いになるであろう。しかし現在のサンフレッチェは今までの期待が真実のものとなりつつある。選手からも出てきたタイトルへの言葉が物語っている通り、強いサンフレッチェが戻ってきたと言って良いのではないか。本日も我々の期待を超える躍動ぶりを見せてくれるであろう、非常に毎試合楽しみだ。

 そして、サッカーの話題としてこんな記事が気になった。

 広島サッカー界の両レジェンドの対談記事である。この中で昨今のサッカー人気低迷について触れている。男子と女子では置かれている状況が全く異なると思うが、経営者の一人として思うことはやはり発信が足りていないのではないかということ。寿人さんが言う様に選手は能力を高めることに注力しなければならないと思う、しかし同時にプロサッカー選手である以上どのようにして対価である年俸が支払われているのかをちゃんと理解し行動しなければならないとも思う。つまりクラブ経営についても考え行動するということだ。欧州のビッグクラブの選手ならプレイや己のみに注力すればいいかもしれないが日本におけるサッカー環境ではまだまだそうはいかない。

 サンフレッチェに関して言えば観客動員数はまだまだ低く1万人はいれば多い方だ。J2の試合でも2万人入る試合があることを考えればオリジナル10でもあるサンフレッチェ観客動員数は少なすぎる。この原因をいつまでもカープということにしていると未来は悲しいものとなるだろう。ではどうすればいいのか。それはやはり積極的なクラブ、選手による発信しかないだろう。プロサッカー選手よりプロになれなかった元サッカー選手の方が人気が高いということは何かの間違いでも何でもなく事実で何故そうなっているかを理解することから始めてもいいだろう。LISEMを公式にジョインさせるのは良策な気がする。サッカーは強くなってきたところだ。これから新スタジアムも出来る。これら好条件をもってさらなる発信をしていき新規層の開拓をすすめよう。サンフレッチェのポテンシャルはまだまだこんなものではないと信じている。

 女子サッカーは一度波に乗り損ねた、ブームで終わってしまった経験こそあるがプロリーグであるWEリーグ発足をきっかけにまだまだ巻き返せると思う。私は先日レジーナの試合を観戦し、その楽しさと感動を再確認し今まで以上に応援したいと強く思った。この思いを知らない人はまだまだ多く発信していかなければならない。それはもちろんクラブ、選手共にだ。

 日本にはアスリートは競技に集中しろという風潮が令和の今でも根強くある。なので本田圭佑選手など簡単に叩かれてしまう。このマインドセットはなかなか変わらないが勇気をもって一歩踏み出してみよう。そうしないと何も変わりはしない。

 私はこれからもサンフレッチェを応援し続けるし、勝手に発信もし続けていこうと思う。

ODA SYCLE
小田

 

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