FXRTカウルの内側とステムベアリング交換
作業をしていて、そう言えばあまり紹介されていることが無いなと思ったのでそれを紹介しようと思う。
それとはFXRTの象徴的なフェアリング(カウル)の内側である。FOR SALE情報などでFXRTの画像を見ることは少なくはないと思うが、わざわざ内側を鮮明に写している画像はあまり見かけない。それは購入に際して、そこに大して需要がないからであろうが、興味本位で内側はどうなっているのだろう?と知りたい人は少なからずいるのではないか。そんな思い付きで記事を書いてみようと思う。
まずFXRというスタンダードモデルが存在する。私はFXRマニアではないのでそれほど詳しくは無いが、1983年あたりからリリースが始まったFXRはショベルのエンジンを搭載しており、数年後にはEVOエンジンに替わり1994年ごろまで通常リリースされた。FXRは専用設計されたフレームを持ち、エンジンは史上初のラバーを介してマウントされる。そんな特異なモデルはシリーズを通して走りに重点を置いた性質を持つため、その類が好きなエンスーに強く支持されている。とは言え、走りを追求すればこれでは物足りなくなってしまうのは言うまでもないが、あくまでハーレーというカテゴリー内での話である。
そんな走れるFXRのツーリングエディションとして生まれたのがFXRT。ハーレーは基本的にツーリングエディションがハイエストモデルとされるためFXRTも同様に、フロントダブルディスクブレーキ、キャストホイール、エンジンなどのブラックリンクル塗装、クロームパーツ、などを纏ったFXRに専用設計の大型フェアリング、専用設計のサイドボックスやトップボックス、レッグガードなどを取り付けた特別仕様となる。
FXRTのフェアリングには前期型と後期型と二種類あり、今回紹介するのは後期型となる。作業中のこの車両は販売車両であり、現在加修の真っただ中である。興味ある方は販売開始のリリースを待たずとも購入できますので是非ご連絡ください。
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