天皇杯 ラウンド16
本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。天皇杯 ラウンド16はザスパクサツ群馬を相手にアウェイ正田醤油スタジアム群馬で19時キックオフだ。過酷な9連戦もこの試合を含め残り2試合となり総力戦で戦い抜くばかりだ。全試合の湘南戦はメンバーを大幅に変えるターンオーバーで臨み1-1のドロー。もちろん勝ちにいったと思うがスタメン9人を入れ替えるターンオーバーでの勝ち点1はまずますの結果ではなかろうか。その分主力を休ませることが出来、このラウンド16に注力することが出来るのはチームとして天皇杯を取るという意気込みの表れだろう。
そんな勝利を意気込む一戦の相手であるザスパクサツ群馬はJ2のチームで現在20位。チームはリーグ戦5連敗中で10試合勝ち無しと非常に苦しい状況だがリーグ戦とカップ戦は違う。アンダーカテゴリーの低迷しているチームとはいえ天皇杯をここまで勝ち上がってくる実力があり侮れる相手ではない。サンフレッチェ広島はいつも通りこの試合に集中し相手を上回る展開で勝利を掴むだけだ。
ゲーム内容としてはサンフレッチェ広島がボールを保持し群馬は引いて守備ブロックを固める展開になるだろう。サンフレッチェは群馬の堅い守備ブロックをこじ開けなければならないが、やはり有効なのはセットプレーやクロスボールからのシュートだ。監督がクロス精度が改善されたと語るように最近の試合はセットプレーからのゴールが増えているのはこのためであろう。FWの選手はもちろんセットプレーではDFの佐々木選手、荒木選手のヘディングも非常に強力であり相手にとっては脅威でしかない。この一戦もセットプレーからの得点がカギになりそうだ。
先日の永井選手に続き昨日、仙波選手がファジアーノ岡山へレンタル移籍するとのリリースがあった。永井選手も同じくファジアーノ岡山へレンタル移籍したばかりだ。両選手ともに非常に良い選択をしたと思う。やはり選手は試合に出てこそだと常々思っているのでアンダーカテゴリーだとしても試合に出て着実に成長してほしいと願う。今シーズン、野津田選手、川村選手とレンタルバックの選手たちが活躍しているので是非彼らに続いてほしい。
今シーズンからコーチに就任した有馬さんは昨シーズンまでファジアーノ岡山の監督をされていた。この有馬さんの筋からファジアーノ岡山とパイプがつながったのではないかと予想する。両クラブにとってwin-winな関係性が築けられれば選手達にとっても有用なこととなるだろう。是非、永井選手、仙波選手には岡山をJ1昇格へ導く原動力となってもらいたい。
ODA SYCLE
小田