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島根県の魅力 木次の牛乳

 先日、お客さんのバイクを引き取りに松江市まで行ってきた。一昔前までは、広島から松江に向かうにはR54からR9を行くルートがメインであり、これは局所の渋滞や全体的にゆったりとしたペースということがあり、なかなかハードな道のりであった。しかし現在は中国自動車道の三次東から山陰自動車道の宍道まで松江自動車道が開通しており、広島から松江まで全区間高速道路で移動でき非常にアクセスし易くなっている。そして松江自動車道は三次東JCTから三刀屋木次ICまでは無料区間であるので総コストが低いのも魅力だ。

 そんな松江道のおかげで、私にとってはより身近により気軽に松江、出雲、雲南市に行けるようになったのだが、これが本当に気軽な感覚なのだ。安佐北区から福山や岩国などに行くよりもという感覚だ。そんなわけで今回もちょっとそこまでという気分で松江までいってきたのだが、前々から気になっていたアイテムをお土産として買うことが出来たので紹介しようと思う。

木次パスチャライズ牛乳
木次パスチャライズ牛乳

 目的地が宍道なので松江道を三刀屋木次ICで降り、R54を北上する。そうすると道沿いに設置された木次パスチャライズ牛乳の広告看板に毎回目がいき気になっていたのである。それがこれだ↑↑。
 
 木次乳業有限会社のパスチャライズ牛乳。

 名前のインパクトと秀逸なデザインが目を引くこちらの牛乳、これ実は広島のスーパーマーケットでも販売していて何度か購入しようと思ったが、その都度出会う商品の消費期限が短く躊躇っていたのだ。なぜなら木次に行けば、作り立てほやほやの消費期限がばっちり有る牛乳が買えるのではという思いがあったためだ。しかしそれは私の思い込みに過ぎなかった。

 木次乳業のHPは言っているが、まずパスチャライズ牛乳とは何ぞやである。パスチャライゼーションという言葉がありそれは、食品等の加熱殺菌方法のうち摂氏100℃以下の温度で行う方法をいい、低温殺菌法とも呼ばれる。パスチャライゼーションは微生物を完全に死滅させるのではなく、害のない程度にまで減少させることを目的としており、そのため一部の耐熱菌は残存し得るため一般的に消費期限は短く設定される。

 これを知れば消費期限については納得だ。そしてこのパスチャライゼーションはまさに日本酒の火入れと同じ方法であるということに気付く。

 このパスチャライゼーションの利点は食品等が持つ本来の風味や栄養成分を損なうことが少ないことである。その方法を取り入れ試行錯誤の末完成した木次乳業こだわりのパスチャライズド牛乳は、本当に風味豊かでありながらさっぱりとした印象の牛乳だ。乳脂肪分3.4%以上という数値が納得のさっぱり感にパスチャライゼーションの恩恵による牛乳本来の風味があり非常に美味しく、ごくごくとあっという間に1000㎖飲める牛乳だ。


 日本酒が好きな私は特に島根のお酒を好み飲んでいるが、そのお酒と同じ殺菌法を取り入れた牛乳が島根に有ることは何か運命じみたものを感じそれだけで私にとって好感度があがる。これからも支持させてもらおうと思う。

ODA SYCLE
小田


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