バイクの乗り方4 フロントブレーキ
ハーレーを乗っている方に多い、間違った知識について解説していこうと思う。この間違った知識シリーズはいろいろ有るので、その都度解説していこうと思うが、今回はその最たるものと言ってもいいフロントブレーキについてだ。ハーレーに乗っている方で、フロントブレーキパッドいつ交換したっけ?や、フロントタイヤいつ交換したっけ?など、思い当たる方は是非読んでもらいたい。
バイクには2系統の制動装置(ブレーキ)が備わっている。これは法令で定められているのでこの限りでないと車検には通らないし、新規登録も当然できない。2系統とは独立したブレーキの装置が2つということで、基本的には手で操作するフロントブレーキと、足で操作するリアブレーキの2つ(2系統)でそれぞれは交わることなく独立している。そして基本的にそれらの役割は明確で、フロントブレーキは止まるための物、リアブレーキは速度調整や姿勢調整のための物とされる。
一般的なバイクを見れば一目瞭然、フロントブレーキはキャリパーが2つ付いていたりブレーキディスクが大きかったりして、リアブレーキはフロントに比べるとディスクサイズが小さいので上記のことは理解しやすいと思う。しかしハーレーは前後でディスクサイズが同じことや、キャリパーも同じということから誤解している人が多い。では何故フロントに2個キャリパーが付いているモデルが存在するのか?ということである。
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