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マンモス企業に勤めていたときのこと - 1年目

こんにちは!odasisです。

株式会社ろくげん堂という音楽制作会社を運営しています。

一応は社長ですが社員は自分ひとり、オフィスは構えることなく実質はフリーランス、音楽や効果音を作るのが主な仕事です。

今年でサウンドクリエイターとしてのキャリアは8年目になるのですが、その前は電機メーカーに3年間勤めていて、人事の仕事をしていました。

給与管理・労務管理が主な仕事で、年末調整を取りまとめたり、多すぎる残業を取り締まったり、休職者の復職支援をしたり、懲戒などにもふんわり関わっていました。就業規則や労働基準法と睨み合う時間も長かったです。

採用の手伝いでは学生と話をしたり、工場を案内したりすることもありました。

人事は「総務」という大きい間接部門の一部という位置付けだったので、一般的には総務に位置付けられる仕事もいくらかやっていました。コンプライアンスや情報セキュリティといった領域です。

人前で話す機会も意外と多くて、50人とか100人の前で講義をする機会も多々ありました。退職直前に吃音を発症していまも治っていませんが…( ;  ; )

人事という仕事の性質上、エラい人たちと関わる機会も多くて、「エラい」にもいろんな種類があることを知りました。

トップに登る人たちはそれぞれにオーラというか、覇気のようなものをまとっていて、カッコいい人も多かったです。

人事のときの話は最近はほとんど聞かれないのですが、3年勤めるとそれなりにいろんなことがあったので、何回かに分けて書いてみたいと思います。

新卒入社

僕が入社したのは新卒のときです。

人事と言えば、中堅社員や管理職手前の人たちが配属される部署というイメージが一般的には強い気がします。

なのですが、僕が入社したときは新入社員も人事に配属され、そのまま総務部門の中で出世争いをするのがメジャーな流れでした。いまはどうなっているか分かりません。

会社はマンモス企業と呼んで良い大きさだったので、入社式(と研修)はデカいホテルを貸し切りで3日かけて行われました。

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