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【男性育休】推しは、産後ケア

先日、初めてパパ友というものができました。

男性の育児をテーマにしたイベントで知り合った、これからパパになるという方です。

LINEでやり取りが始まりましたが、さっそく私の「推し」を紹介しました。

それは、

産後ケア。


そもそも産後ケアって何

産後ケアは、0歳児のいる母親が心身を休められるよう、自治体から委託された助産院や病院が育児を手伝ったり、相談に乗ったりする事業だ。
助産師による「居宅訪問型」や、母親が病院などに泊まる「宿泊型」、保健センターへの「通所型」がある。

読売新聞オンライン 2024年5月22日記事より抜粋

市町村や民間も行っているサービスで、産後うつの対策にもなると期待されています。

私の妻は、上記の3形態をすべて利用しました。

その感想は、


最高すぎる\(^o^)/


とのこと。

理由としては、

①ミルクやおむつ替えなど子どもの面倒をみてもらえる
②寝たいだけ寝れる
③マンガや動画をみたり好きなことができる
④食事もついてくる
⑤他の利用者と交流し、情報交換ができる
⑥医師や助産師さんに悩み相談ができる
⑦医師や助産師さんからアドバイスが聞ける

言い換えれば、こういうことだと思います。

産後ケアのよい点

①子どもから離れられる
②寝不足や疲れた体を休められる
③自分の時間が持てる
④食事をつくらなくていい
⑤ツラいのは自分だけじゃないと思える
⑥悩みを受け止めてもらえる
⑦悩みや子育てのヒントをもらえる

我が家は、子育てをはじめて間もないころの利用でしたが、その頃は3時間おきの授乳やおむつ替え、その合間に家事といった感じで目の前のことをこなすのに必死で、毎日がとにかくツラかった。

ツラすぎてあまり記憶がないくらいです(笑)

てすが、産後ケアは、一時的とはいえそんなツラい時間から解放してくれます。

これが、精神的にとても大きいのです。

妻がリフレッシュした姿を見て、なんか自分も元気が出ました。

利用後は、夫婦ともに新たな気持で、育児に向き合い直すことができたと思います。

産後ケアの現状

そんな、産後ケアですが、

22年度は全国の8割にあたる1462市区町村で実施されたが、利用者は0歳児を持つ母親の10・9%にとどまった。

読売新聞オンライン 2024年5月22日記事より抜粋

10.9%

つまり、10人中1人の利用。

まだあまり普及していないようなのです(T_T)

実際、私も妻も出産後まで知りませんでしたし、自治体の広報もまだ十分ではないのかもしれません。

下記は2年前の記事になりますが、おそらく状況は大きくは変わっていないのでは、と見ています。

妻が言うには、利用施設で一緒だった他のママも、産後ケアのことはきちんと知らなかったとか。

その方は、第二子のタイミングで利用して以来、これは利用しなきゃソン!だといろんな方に推しまくっているそうです。

そうして、妻と私も「産後ケア推し」となり、推し活を始めました (笑)

ちみに、産後ケアは有料です。

地域や事業者によって差があると思いますが、数千円程度から利用できます。

子育て支援に力を入れている自治体も増えているようなので、今後さらに使いやすくなるのではないでしょうか。

少しのお金で、時間と心身の健康が手に入ると思えば、コスパ悪くないはずです。

産後ケアに期待すること

冒頭の記事でもご紹介したとおり、産後ケアは、

0歳児のいる母親が心身を休められるよう、自治体から委託された助産院や病院が育児を手伝ったり、相談に乗ったりする事業。

なので、今のところ父親の利用は想定されていません。

しかし、最近では「父親の産後うつ」問題があるので、パパも利用できるようになれば、予防にも役立つのではないかと思っています。

慣れない育児や家事でパパも疲れています。

不安や心配ごと、悩みを吐き出す場所や話を聞いてくれる人がいるとありがたいのです。

これは自分のうつ病経験からも言えるのですが、誰にも相談できず、孤立してしまうことも発症の引き金になりやすいのです。

そうならないための受け皿があってもいいと思います。

「父親向けの産後ケア」もこれから広まることを期待しています。

ちなみに、父親の産後うつについては、たくま 産科医パパさんの記事が、とてもわかりやすく、参考になります。

おわりに

私の初めてのパパ友は、さっそく奥様にも産後ケアについて話をしてくれたそうです。

すると、奥様は私のLINEメッセージを見てみたいので転送してほしいとおっしゃったとか。

産後ケア、素晴らしい制度だと思います。

特に、自治体がやっているものは利用しない手はないです。

だって、税金を払っているんですから!

子育て、そして家事も夫婦だけでやらねば、と気負わず、頼れるものは頼る。使えるものはどんどん使ったほうがよいと思います。

例えば、義理の両親に助けを求めるのと同じような感覚で、産後ケアやおそうじ代行などの外部サービスも活用して、無理して頑張りすぎないことが大切かなと思っています。

頑張りすぎると続かないと思いますので。

ちなみに、パパ友のお子さんは、年明けに生まれるそうです。

なので、そのころまた伝えようと思っています。

「覚えてますか?産後ケア。ほんと、最高ですから!」





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