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【男性育休】「半身」という選択肢「育休」という選択肢

先日、エルザスさんというクリエイターがこんな記事を投稿されていた。

エルザスさんは、私と同じように1年間育休を取られた先輩パパ。子育てに関する記事を中心によく拝読している。

読んだ本が同じだったり、興味関心が似ているのか共感することも多く、上記の記事についてコメントのやりとりをさせていただいた。

この記事でエルザスさんは、『働いているとなぜ本が読めなくなるのか』という本に出てくる「半身」について書かれている。

「半身」の細かい説明については、エルザスさんの記事にお譲りするが、ざっくり言うと、

働いていると本が読めないのは、仕事に「全身全霊」を傾けているから

・「半身」で働けば、本を読める余裕が持てる

・そうすると、本に含まれる自分が必要としていない情報や知識といった「ノイズ」も受けとめられるようになる

私もこの本を読んで、この「半身」という表現ってすごくいいなと思った。
私の目指す働き方がうまく表されていると感じたからだ。

この表現に出会う前、私が意識していた仕事スタイルは

手は抜かず、力を抜く

残業しない。
家で仕事しない。
家で仕事メール、チャットは見ない。

必要最低限以上の力は使わない。
やることは集中してやり切る。

でも、「半身」のほうがよりしっくりくる気がする。ビジュアルで想像しやすい。
仕事に片脚だけ突っ込んでいる感じ。
仕事とは距離を取っている感じ。

かつては、「ねこねこさんは、仕事と人生が一体化してますね」と心療内科の先生に言われるくらい全身全霊を傾けて働いていたことがあった。

結果、体調を崩しうつ病になってしまった。
それをきっかけに、考え方、やり方を変えることにした。

脱力し、半身で働く。

「全身全霊」ではなく「半身半霊」と言おう!

ちなみに、全身全霊とは

文字通りには「体(全身)と心・魂(全霊)のすべて」という意味です。

転じて、「持てる力のすべてを注ぎ込む」「心身を尽くして物事に取り組む」といったニュアンスで使われます。何かに完全に集中し、最大限の努力や熱意を傾ける様子を表現します。

ChatGPTより

なので、半身半霊はこんな感じ。

持てる力(体力・精神力)の半分、もしくは半分以下を注ぎ込む

余った力を

・家事や子育てに使う
・親の介護に使う
・副業などに使う
・コミュニティ活動に使う
・読書に使う

いろいろあると思う。

たとえば、私は去年は会社の制度も利用するかたちで、週4日勤務をしていた。
空いた時間に本はあまり読まなかったが、妻の妊婦検診にはほぼ毎回付き添った。
ベビー用品の買い物なんかにも一緒に行ったりして、出産準備を整えていた。

もちろん、働いていない分だけ給与は減る。が、15年前に始めた投資が生み出していた利益(含み益)でその分のお金はカバーできていた。15年前の自分エライ!

最近、巷では副業を推しているし、新NISAなどで投資のハードルも下がっているので半身で働いたとしても、必要なお金を得る手段はいろいろあるはず。

なので「半身」の働き方は選択肢のひとつとして、これからもっと広がるかもしれない。

そして、「男性育休」も同じような気がしている。

私は1年間取っているが、キャリアプランなど仕事への考え方、経済的な事情、その家庭の価値観などいろんな決定要因があると思うので一概に「絶対みんな取るべき!」、「少なくても3ヶ月以上はとるべき!」などとは言わない。

でも、そういう選択肢もある

選択すると、こういうことが起きる、こういう生活になる、といったことを知りたい。

私は育休前、職場でそういった情報が得られずに困ったことがあった。
なので、特に、長期の男性育休を考えている人に体験談を伝えたり情報提供をしたいと思っている。

そういう選択肢もあるということを、あたまの片隅に置いておけることが大切な気がする

ちなみに、先日の人事面談で上司には、業務に支障の出ない範囲で人事課に協力したいと伝えたがホンネは逆。

「全身全霊」でやりたい

最後に、この記事を書くきっかけをくれたエルザスさんへあらためてお礼を伝えたいと思う。

エルザスさん、ありがとうございました (=^・^=)

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