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小田和正さんと鈴木康博さんの初めてハモった曲について。週刊文春10/3号から


やっと週刊文春10/3号を購入した。
鈴木康博さんのページには、76歳になったヤスさんが音楽人生について語られている。
やんちゃな小田少年との出会いや、高校生時代のこと。オフコース時代のこと。解散の前後の心境も語られている。

小田さんがコンサートのMCで語られた、オフコースの原点について。
以前から”高校生の学園祭で多くの観客の前で演奏した時の感動”だといわれていたが、
コンサートMCでは、”下校中の帰り道で、小田さんと鈴木さんがビートルズを歌ってハモったのが原点だ”という旨の話を、あらためて小田さんは語られた。

今回の週刊文春の鈴木康博さんの記事にも、そのことが触れられていて驚いた。
ヤスさんもやはり学園祭とともに帰り道でのビートルズのハモリが感動の記憶なのだ。
この2人は何かに導かれるように音楽を始めたのだなと、自分も感動してしまった。

そして例のBeatlesの曲は?
「l Should Have Known Better(恋する2人)」だというではないか‼︎
この曲を聴いてみると、実はunisonでハモリの部分はない。しかし、聞くところによると小田さんが以前ラジオ番組でこの曲の名をあげ、ハモリはないから違うかな?と言っていらしたという情報もある。
やはりこの曲だったのだろう‼︎
お2人の声があの頃とても似ているところもあり、ユニゾンでも美しく響いてハモったという記憶が残ったのではないだろうか。
 タイトルが「恋する2人」というのも因果を感じる。
 2人のオフコース時代の音楽、メロディ、ハーモニーは唯一無二の音楽🎶とも言える。美しい。
(私はその頃まだ小さかったが、ラジオでその音楽を聴いた時に「この世にこんな美しい音楽があるのだ‼︎」と初めて感じたのだった。2人のオフコースのコンサートやライブには子ども過ぎて行くことはできなかった。聴きたった。ずっとずっと生で聴いてみたいと思っている。)

週刊文春10/3号より
週刊文春10/3号より


そしてこの記事には、オフコースが解散に至る鈴木さんの心情やその後も語られている。
今回の記事にも書かれているが、昨年ヤスさんのライブを聴きに行った時にも「ロック路線になってエレキギターで大きな音を出すようになったことに少し抵抗があった」旨を話されていた。そして自分がその路線に向けたと誤解されているとも語られた。
あのオフコース解散は、女子高校生だった私たちにはとてもショックな出来事だった。それを知った時はファンの友達が皆集まって休み時間に泣いたり、「ファンクラブに解散しないように電話や手紙で声を届けよう」というような話になり行動に移していた。
そして解散の理由や詳しいことは誰にもわからなかった。
多分、小田さんや鈴木さん御本人達も明確な理由はわからないままだったのかもしれない。
それを今語られるということに長い月日の流れを感じる。

小田さん77歳の喜寿、鈴木さん76歳。
お2人ともあの頃と変わらぬお声で音楽活動を続けられている。
ずっとファンでいることも誇らしいが、ずっと歌い続けてくださるっていることがもっと誇らしい。
月日の流れは、お2人のことをまた近づてくれたのだろうか?

お2人がともにライブコンサートで、お互いの昔話を語るようになった。
その事実をこの目で生で見ることが聞くことができて、本当に嬉しい。
それとともに、お2人のオフコースのあの美しいハーモニーの音楽を是非ともまた、生で、この耳で、会場で聴きたいものだと強く思う秋の日である。

小田さんの
『すべて去りがたき日々』という新曲、『自己ベスト3』のアルバム発売もあり、
小田和正様の音楽をまた聴きいけると期待している。
そして
オフコース、2人のoff courseのハーモニーを、この人生でまた聴きたいと
切に祈って願っている。




2024/10/04 Ree

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