
ワンフレーズだけ鍵盤が欲しくてショルキーDIYする
ライブ出演するにあたって「ワンフレーズだけ鍵盤が欲しいんだけど、機材を持ち込んだり借りたりするほどではないんだよなぁ」ということがある。
子どもの鍵盤ハーモニカなども検討したけれど、和音を出し続けるのは肺活量や音量の面で厳しかった。あれこれと検討して、持ち運びやすいロールピアノでいくことにした。義理の両輪が孫(私の娘)に買ってくれたものだ。
ロールピアノの試し弾きが以下。ペダルも無くスイッチのような鍵盤で、打ちどころや押しが甘いと連打した音になる。まさに玩具だけど、用途としては十分だろう。
料理を早回ししている動画に「Rag Time On The Rag」の伴走を付けると、黄金伝説っぽくなる。
ただ、このままではステージで演奏できない。ショルキーに改造するために、実家に落ちてた端材を適当にカットして、ネジを付けて、ギター用のストラップを付ける。

そこに、ガムテでロールピアノとモバイルバッテリーを張り付けたのがコチラ。

実際にステージで演奏している様子がコチラ。気の利いた出力方法がないので、スピーカー部分からマイクで拾っている。
こちらの社会人バンドでは、毎年目標を決めてヘヴィメタルのカヴァーに取り組んで、かれこれ15年くらいやってた。
2024年9月はスウェーデンの「Arch Enemy」のカヴァーを5~6曲ほどやった。2023年はMegadethだったり、その前はLOUDNESSやらXだったり。おっちゃん好みのラインナップ。
本家がギター弾きながら歌ってるMegadethの場合は私もギターを練習しだすけれど、それほど上手くはない。ただ、立ちヴォーカルもそれはそれで、手持無沙汰になりがちで、小道具に頼りたくなったりもする。
本家「Arch Enemy」の音源「Enemy Within」はコチラ。厳かな鍵盤から始まる。
この曲をやってたころは女声ヴォーカルだった。ドレスコードは黒いシャツに、腕には赤いバンダナ。ライブ盤を確認すると、イントロはSEで済ませてんな。
デスメタルとは言っても、フロリダ産と違ってスウェーデン産は泣きメロがふんだんに散りばめられていて、ジャンル的には「メロディックデスメタル」と呼ばれる
ギターが主旋律を奏でていて、ヴォーカルはバッキングだと思えば、デスメタル界隈の中では比較的ききやすい。
そうは言ってもデス声ではあるので、あまり友達に「ライブやるから来て」とは言いにくいジャンルではある。
そんなことは気にせず、2025年はTestamentのカヴァーをやる。そろそろ練習をはじめる。
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