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インスタのフォロワー1K達成

情報系なるもの小文字の「1k = 1000」と大文字の「1K = 1024」をキッチリ区別しながら「1Kフォロワー達成」と言う。

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noteへの1K記念投稿が遅れただけで、実際の1K達成は開設から約4カ月強だった。先日の試合帰りにポートライナーの線路を一点透視構図で撮っていたら、チームメイトから聞かれた。

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「何を撮ってんの?」
「一点透視構図が好きで...」
「何それ?撮ってどうするの?」
「実はインスタでフォロワー稼ぎやっていて...」
「お...おう...」

聞いといて反応に困られる。まぁ、そんなもんだろう。フォロワー1Kと言うと一般ユーザーの上位30%程度で、凄いと言えば凄いけれど、そこらへんにいると言えばいる。

「フォロワー集めた先に何があんの?」
「それを知りたくてやってるんや」

言葉に出して初心を思い出した。知の探究のためフォロー稼ぎをして、自分の経験を持って知ったことをこのマガジンを残してきた。1Kの体験を記録する意味でも、心境を記す。

フォロー外しが増えた気がする

1K達成した実感として、フォローの通知は増えた一方で、去ってゆくフォロワーも増えた。感覚的には同じ100フォロワー増であっても、500→600よりも1000→1100までの方が苦戦している。思い当たる理由を挙げる。

1. 当初のターゲット層にアプローチし尽くした
2. ギブアンドテイクにおけるギブ不履行

「1.」投稿の一貫性を守るためにコンセプトを絞ってきたけれど、ニッチ過ぎるとターゲットが枯渇してしまう。地元の写真好きであれば「この場所をこんな風に撮るのか」という観方をしてもらえるのに対して、土地勘のない人には他に数多ある有名スポットとの比較で観られる。当初のターゲット層でない人を獲りこむのは難易度が上がる。

「2.」いよいよイイネ返しのギブアンドテイクのギブができなくなったことがある。ここ最近は「コンテンツは以上です」表示を見ていない。フォローを外された相手をチェックすると、自分からイイネをしていなかったことに気付く(それとは関係なくフォロー外し業者もいる)。

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持ち弾1,000イイネ/日では、今置かれた状況あたりから「フォロー&イイネをくれるなら相互フォローする」相手が離脱しだす感覚を持っている。

インスタが投稿表示を選別している説

日々、等確率で投稿を見逃し続けるのであれば、数日に1度は全員にイイネを返せそうなものではある。実際はそうでなく、特定のフォロー相手には何日間もイイネが返せていないことに気付く。

憶測ながら、Instagramによって有用な情報に絞って見せようとする処理が働いて、日頃からイイネを付けているユーザーを優先的に表示するのだろう。何かの拍子で埋もれたフォロー相手はずっと浮上してこない。Instagramの親切心だろうけれど、私にはお節介である。

そこで、複数のルートからイイネを付けて対策する。タイムラインからのイイネだけでなく、ストーリーズからのイイネ、自分のイイネに対するイイネ返し、「やり取りが少ないフォロワー」欄へのイイネなどを併用する。

それすら対処療法でしかなく、1万フォロワーを目指すのであれば、ギブアンドテイクの壁を超越しなければならないと予感している。

スクールカーストみたいなメンタルモデル

シンプルに、相手のギャラリーが気に入ったならフォローする。というのがInstagramの純粋な楽しみ方だろう。

ここにフォロー稼ぎの価値観を持ち込むと、アプローチしようとする相手のフォロワー数、フォロー数との比、イイネを返してくれるかなどの振る舞いを気にしだす。

この傾向が行き過ぎると、相手を値踏みすることもあれば、凄すぎる相手は相互フォロー狙いから敬遠してしまい、スクールカーストのような殺伐とした世界になる。

Instagramがフォロー稼ぎを良しとしないのは、そうする人にとっての楽しみ損ねてしまうという側面もあるのかなという考えが浮かぶ。

ハングリー精神からの解脱と継続

初心に戻ると、「写真の実力なんてフォロワー数と関係ねぇ!」と言いたいがために、雑多な本垢との対照実験としてフォロワー稼ぎに勤しんできた。

思い返せば当初の原動力だったのは、フォロワー数コンプレックスによるハングリー精神だった。それが1Kに近付くとともに薄れてきたことを自分自身の心境変化として感じる。良く言えば囚われから解き放たれている。

1K達成は節目のようでありながら、到達してみれば「成し遂げた」という達成感がある訳でもない。自分でも気付かないくらい微かに心境変化しながら淡々と続いてゆく。


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odapeth
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