月300時間働いて給料がマイナスになる人がいるらしい
どうやらこんな人たちがいるらしい。
月に300時間とかいうイカレた勤務時間をこなしても給料がマイナスになってしまう人が。
その状況が何か月の間も続いてずっと給料が出ないままその職場に繋ぎ止められている人が。
ただ「弱い」というだけで、金、時間、健康の全てを犠牲にし、希望のない人生を歩んでいる人が。
居るのか?そんな職業の人。
答えはズバリ🀄雀荘🀄の従業員(以下メンバー)である。
彼らは働けど働けど、もらえる筈の給料を超過するほど負け続けてしまったがために、お店に借金をしながら働き続ける"生き地獄"を味わっているのである。
彼らは何故そうなってしまったのだろうか。いったい誰が悪いのだろうか。
それは負けた自分自身だ。
一見すると高い時給と、楽そうな勤務内容と、何より好きな麻雀をしながら給料がもらえるという条件に釣られて雀荘で勤めることを決めた自分。
何本打っても上達しない自分。
こんなになるまでに辞める決心がつかなかった自分。
すべて悪いのは自分なのである。
そして残念ながら麻雀は、
よほど意識を高く持って取り組むか、
うまい人にみっちり教え込まれるでもしないと成長しない。
なおかつ、
強い人はもともと強く、
弱い人はもともと弱い。
間違いなくそうとは言えないが、
麻雀に長く関わってきた人は何となくわかるのではないだろうか。
雀歴30年のオジサンでも信じられないくらい下手なことがあるし、
覚えて2,3年しか経っていないのにセンス溢れる打牌をする若者もいる。
それだけ麻雀とは一筋縄ではいかないものなのだ。
そんな中で、
心身ともに疲弊した万年アウトオーバー(麻雀の負け分が給料を上回ってしまうこと)のメンバーがそのアウトを返済するまでに勝ち続け、
給料をしっかり残せるようになるまでどれだけの時間がかかるだろうか。
体がぶっ壊れて強制終了になるまで…?店が潰れるまで…?それとも死ぬまで…?
「俺は一体どこで間違えたんだ?」と懊悩しながらまた彼は働くのである。
長くなったが、私が言いたいことは唯一つ。
「働いても給料がマイナスになるようなメンバー」を作らないこと、これが重要だ。
仕事をしているのに給料が減るのはやはりどう考えてもおかしい。
メンバーの最も重要な仕事はお客さんが来たらすぐに卓を立てて麻雀を打てるようにすること。
負けても良いという覚悟を持って勝負に臨むのは客だけで良い。
勝っても負けても麻雀を楽しんで帰ってもらうためにメンバーはいるのだ。
従業員のアウトは必要経費だ。
売り上げが良かったり、従業員の成績が優秀であったりしたら、時給を上げるなり賞与を与えるなりすれば良い。
仕事のストレスは様々あるにしろ、それが給料が減っていくということでストレスを感じるなど普通ならありえないことだ。
雀荘業界も普通になっていいじゃないか。
何ならホワイトな業界にしていこうじゃないか。
学生に人気のバイトNo.1にしていこうじゃないか。
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