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土砂崩れは誰のせい⁈

Odakenコータローです。

先般発生した、熱海での土砂崩れに関してのご質問やお問い合わせが多く発生しているので、被害を受けた側の目線と、盛り土側の業者目線での対応の流れの話をしたいと思います。

今回被害を受けてしまった皆様に少しでもお役に立てば幸いです。

事の発端

事の発端は、2021年7月2~3日、東海や関東甲信越地方で激しい雨が降った事に起因します。その結果、熱海市立伊豆山小学校から北西に1kmほど離れた山の斜面が幅およそ100mにわたって大きく崩れた。過去の地形データを比較した結果、山の谷間にできた開発による盛り土の大部分が崩れたと分かり、土砂が下るにつれて勢いを増し、被害を甚大化したと推定している。現在もなお行方不明者の捜索活動が続いている。

本当に痛ましい内容で、捜索活動に参加されてる自衛隊、消防 地元消防団 民間ボランティアの皆の献身的な活動には心打たれます。

ここでは、感情論では無く損害賠償の観点からどうすれば万が一に自分にこのような事態が発生した場合に損害賠償出来るのか。。。。

基本的な考え

自然災害で被った損害は、基本的な考えは賠償責任義務は誰にも発生しません。

地震 津波 台風 洪水 高波 噴火などの自然現象で起こった損害は誰のせい??

それは自然のせい。自然現象防の結果で防ぎようの無い災害は、誰のせいでも無いのです。

誰のせいにも出来ないので、火災保険 地震保険 色々な保険で自分で備えるのが基本の考えになります。

今回の熱海の場合は?

今回のポイントは自然災害によって被った被害が人災なのか?天災なのか?ここが大きなポイントになります。

ただ、人災だと主張するのであれば、根拠と検証を元に話を進め、結局はどこを終着点にするかの目標が必要になって来ます。

満足できる終着点の予想賠償が、どの程度相手に対して可能か?

未来予測をしてから話を開始しなと結局は、騒いだけど何も結果が出せない事になりかねません。

勿論終着点を出すまでは、まずは損害を請求する相手の選別の見極めをしてから方向性可能性を計算予想し、そこに費やす時間とお金と労力を計算も入れて考える事が大事になって来ます。

刑事事件として検察が動く様な場合は、刑事事件の判決を元に民事裁判で損害賠償を行うので費用は節約出来ますが。。。

結局は、損害賠償の相手に支払い能力が無ければお金は取れません。


誰に賠償するのか?

誰に賠償するのか⁉誰が悪い可能性があるのか?

賠償する上で大事な事は↓↓

・今回の崩れた原因が盛り土が発端で起きた事を被害者が証明出来るのか?

・証明出来たとして、賠償する相手に賠償能力があるのか?

・時間と労力とお金を費やす価値があるのか?

★賠償の第一候補に挙がってくるのが、盛り土の業者になるかと思いますが。

大切なのは、何度も言いますが時間とお金を掛けて貰える物(お金)の計算です。

自分が業者側だった場合を考えてみると分かりやすいです。

 業者が賠償保険に入っていたとしても業者の故意や契約違反部分があれば賠償保険が対応出来ませんし、最悪会社を潰して自己破産されてしまえば賠償のお金は取れません。折角時間とお金を掛けて訴訟しても「無い袖は振れない」状態になれば今までの苦労が報われません。

じゃあどうする?

賠償の基本は、取りやすい支払い能力がある逃げない相手に損害賠償をするのが鉄則になります。

今回の場合は、賠償を求めるのであれば、業者で無く盛り土の認可と下した側市町村や県に対しての管理責任による賠償を行うのがセオリーです。

市町村や県の場合は、まず逃げる事がありませんし、賠償金を支払えるお金があります。 会社が倒産する事も無い自己破産も無いので損害賠償をする相手としては、最適です。

ただ、全て望んだ通りの納得を得る結果になるかは、分かりません。
結局は市町村や県、国に対して過失がどの程度認められるかによって
賠償金は決まって来ます。

最後に、保険対応した場合の流れをお話します。↓↓

もしodaken契約が被害に見舞われたら

まずは、賠償の話の前に!!

現在加入している保険内容の一覧から被害に見舞われた契約者に対して、引き受け損害保険会社、生命保険会社への保険適用の確認と確認必要事項のすり合わせ支払いまでのタイムスケジュール調整を行います。

被害に見舞われた契約者へ早くお金を届ける事を最重要事項とし、とりあえず出せる一時金などのを流れを組みます。 保険調査に関しては今回の場合は、各メディアが現場を放送しているので、その画像とグーグルマップである程度の損害予想が出来るのでその内容を、引き受け会社と共有し簡略出来る部分は簡略し契約者の負担を出来るだけ減らした支払いの流れが組める算段をします。

そこから、被害者契約者への支払いタイムスケジュールの打ち合わせ必要事項などを説明していきます。

「賠償の有無を話すのでなく、契約者の生活や資産を補てんする❕」事をまずは行います。

まずは、賠償を考えるよりも保険を使って支払ってもらえる事を考えましょう。

保険で支払うメリットとしては。

賠償される場合の支払いは時価額賠償

自分で加入している保険は新価補償の違いがありますので、時価額になると減価償却が賠償する物の金額に掛かって来てしまいます。

結果、新価で貰える保険の方がお得になる場合が多いです。

上記全てを行った結果、損害賠償をどこまでするかの分岐点を作る事をおススメします。

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被害を受けた側に対しての対応

まずは、当社のシステムで被害地域住所を特定し契約者の選別を行います。該当者があった場合は、公式LINEまたは電話、メールでの安否確認を行い現状の確認を行います。そこで契約内容と照らし合わせ支払いが出来る可能性が有るものを選出しお伝えします。

保険会社への確認

調査依頼の日程調整を

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