【OPV Members!】これからの時代にあった、地域での学び。さとのば大学の子たちが来ました。
こんにちは。小高パイオニアヴィレッジの野口です。
地域をキャンパスと捉え、オンライン講義と地域での実践で学ぶ「さとのば大学」の夏期コースが8月~9月の半ばまでありました。
今年から受け入れ地域となった南相馬で、3期生としてきた高校生と大学生あわせて5人の子たちは何を学び、得たのでしょうか。
さとのば大学とは?
さとのば大学とは、地域を巡る大学です。
キャンパスは存在せず、好きな場所で学び、実践し、暮らすことができる、まさに旅する大学です。
さとのば大学で巡る地域は新しいことがどんどん生まれる場所です。
山があったり、海があったりと、それぞれの営みには風景があり、
環境も産業も文化も異なるそれぞれの地域の営みを目にすることで、
正解が一つじゃないことを知ることができます。
正解は教えられるものではなく、自分で見つけるものです。
さとのば大学では従来の"インプット型の学び"ではなく、実学はオンラインで学び、
プロジェクトを通して"実践的に学ぶ"ことで、自分にとっての正解を探って行きます。
「本当に自分がやりたいこと」を仲間とともに挑戦していく。それがさとのば大学の学びの場です。
引用元:http://satonova.org/
教室の中、教科書の中だけの「頭の世界」学ぶよりも、より地域で体験をする、経験の中から模索して学ぶ、21世紀型の学びの機会を提供しています。
オンラインで学びながら地球規模で移動するタイプの学びのプログラムとしてはミネルヴァ大学などが有名ですね。
それの日本版をやろう、というもので、いずれは4年制の大学としての認可も目指されています。
2020年夏期コース時点で、上記の5つの地域が提携受け入れ先となっていて、現在も4期生を募集しているようです!
https://satonova.org/information/0901_entry04/
南相馬にきた5人のさとのば生
左から黒澤さん、久保田さん、合田(ごうだ)くん、林さん、前野さん。
新型コロナウイルスにより学校の授業がオンラインになり、首都圏だとキャンパスに行くこともできなくなっていた中、学校の授業や人づてでさとのば大学を見つけ、南相馬にきてくれました。
平日の午前中にオンラインで授業を受けつつ、マイプロジェクト( 身の回りの課題や関心をテーマにした実践)活動をしていきます。
講義も既存のアカデミックなものとは少し異なり、地域とは、ソーシャルデザインとは、というより実践に近いものを学び、それを地域メンターのサポートもありつつ実践に移すというカリキュラムになっています。
みなそれぞれが自分なりの目的意識をもったうえで、ときには協力し、考えをぶつけあい切磋琢磨していたようです。
さとのば生の実践をダイジェストでちょいみせ👀
地域の人にどんどん入り込んで活動していたさとのば生。
彼ら彼女らの好奇心をもってどんどん人とつながっていく力は本当に目をみはる物がありました。
こちらのパートで少し活動をお見せします。
・黒澤さんのNCL南相馬のインスタグラム運用
OPVを拠点に活動する起業型地域おこし協力隊NextCommonsLabの広報としてインスタグラムの運用をしていました。
https://www.instagram.com/p/CEtPfDxj9Jk/
もちろんNCLのラボメンバーたちは起業を目指していますが、積極的に地域活動にも参加しています。そこにさとのば生も積極的に参加し、その様子を伝えてくれました。
・全員企画の流しそうめん/Willマップ
OPVが月一回、一般開放をする日に同時開催で企画してくれました。
始めてきた人との心の壁も一瞬でなくなり、さらにWillマップとして未来に思いを馳せ、表現する場を作ってくれていました。
・前野さん、林さんのインターン活動
繊細なガラス職人さんの手さばきに興味を持ってくれて、ガラスアクセサリ工房アトリエiriseのお手伝い作業をしてくれていました。
繊細なガラス職人さんの手さばきに興味を持ってくれて、ガラスアクセサリ工房アトリエiriseのお手伝い作業をしてくれていました。
林さんがローカルニッポンにメディア寄稿
無印良品の地域にフォーカスしたメディア”ローカルニッポン”に、南相馬で過ごす林さんの書いた記事が掲載されました。
・オンラインイベント主催
前野さん主催「地方で自分の『好き』を仕事にする!」
https://www.facebook.com/events/3488897451190911
合田くんがメインインタビュワーをつとめたしごとバー神田
「自分で自分の人生をコントロールしナイト」
https://www.facebook.com/events/659996461582731/
前野さん、合田くんがそれぞれオンラインイベントの企画、ファシリテーションを努めていました。
この地域で自分のライフワークを活動するNCLのメンバーや、自分で望むように人生をコントロールしてきた小高ワーカーズベースの代表和田へのインタビューセッションなど、積極的に生き方を掘り下げてくれました。
他にも馬に乗ったり、釣りをしたり、農業体験、星を見に行く、地域の人とワークショップを行うなど、地域をとっても満喫してくれたようです。
最後は実践報告!
夏期コースは9月の半ばで一旦終了。
総じてそれぞれが得た学びとこれからの道を立派にプレゼンテーションしてくれました。
さとのば生の活動は続くよ、これからも!
一旦はプログラムが終了したものの、後期も大学がオンラインになってしまったため、再び小高、南相馬に戻って10月から活動する子もいます!
東京にいるよりよっぽど有意義に時間をすごせたそうで、本当に生き生きとしていました。
それぞれの目的やテーマを持ってマイプロ実践をする彼ら彼女らのこれからがとっても楽しみですね。
お読みいただきありがとうございました!
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