弊社に地域課題調査インターン生が来訪しています!(前編)
みなさんこんにちは。
小高ワーカーズベースの中村です。
8月21日(月)より1ヶ月間、地域の100の課題から100の事業を創出する私たちの、次なる事業創出のタネにつながる課題を見つける、地域課題調査インターンが始まりました。
募集要項はこちら
昨年度はNASAプロジェクト内で展開、3人のインターン生が活動し道を切り開いてくれました。
今年度は小高区役所とも連携、お招きしたメンターは第一線で活躍しているコンサルタントたち。
内容もメンターもパワーアップした本インターンに6名が参加しています。
今回は、この6名にインタビューを行いましたので、2部に分けてご紹介していきます。
1人目:小野澤さん(テーマ:医療・福祉)
ーこのインターンに応募した理由を教えてください
大学時代の研究の集大成として地方の課題に向き合い、現地でのアウトプットを通して今後の成長に繋げたいと思ったからです。
私は来年度からコンサルティング企業に就職します。今回のインターンでは、ついてくださるメンターの方たちも第一線で活躍されているコンサルタントなので、リサーチやメンタリングを通して、構造把握力や思考体力などコンサルタントとして必要な能力を身に付け、克服すべき課題を把握したいです。
ちなみにこのインターンは、メンターの若生さんのリツイートを見て知りました。
ー1ヶ月でどんな成長を得たいですか?
他のインターン生やメンターの方、さらにはOPVの方や出入りしている小高の起業家の方などとお話し、自分の持つ視野を広げたいです。
加えて、1ヶ月間地域に滞在することで、地域課題を体感し、地方に関する知見を深められたらと思っています。
入学以降4年間地方自治に関するゼミに入っていました。そのため、ゼミでの経験がどれだけ現場で通用するのか、足りていなかった視点などをこのインターンで感じ取りたいとも考えています。
ー大学ではどんなことをしていますか?
大学では地方自治のゼミと国際協力のゼミに所属しています。地方自治のゼミにおいては、昨年度は地域交通をテーマに集団論文を執筆しました。今年度は地域医療の持続可能性に着目し、医療サービス適正化に関する調査を実施中です。国際協力ゼミでは、シンガポールのスマートシティに関する研究を行っています。
課外活動では、スポーツ新聞部と広告研究会に所属し、記事執筆やマーケティングの勉強や企画に力を入れていました。
ー自分とはこんな人です!を教えてください
せっかちな人です、いい意味では仕事が早いともいえるかもしれません(笑)
ー最後に意気込みなどお願いします
いろんな方とコミュニケーションを取ったり、地域課題について考え抜いて、一回りも二回りも大きくなります!
1ヶ月間よろしくお願いします!
2人目:岡崎さん(テーマ:教育サービス)
ーこのインターンに応募した理由を教えてください
まちづくりや社会課題に対して、学びが深められて実践が出来る本インターンに魅力を感じたからです。春休みにインドに渡航し、貧困層の教育の現状や経済格差の現状などを視察し、解決策を提案するプログラムに参加したのですが、このプログラムで、社会課題とまちづくりの本質が共通であることに気が付きました。本インターンは事務局の方のシェアで知りました。本質に気が付いた今、活動することで自分の力になると考えたので応募しました。
ー1ヶ月でどんな成長を得たいですか?
これまでの大学生活を振り返って、良質なインプットは出来ても、アウトプット面で満足いくものが出来ていなかったので、形に残るアウトプットを行い、技術に磨きをかけたいです。
また、メンタリングなどでインプット〜アウトプットの過程もしっかり理解できたらと思っています。
ー大学ではどんなことをしていますか?
社会学部で現代社会を専攻しています。その他、所属している団体でチームビルディングを実践しています。ある意味コミュニティマネージャーかもしれません笑
学外だと、インターンに積極的に参加し情報収集をしています。
過去には、この南相馬も連携地域になっているさとのば大学の春季コースで岡山県西粟倉村に行ったり、海外で社会問題解決プログラムに参加したりなどもしていました。
ー自分とはこんな人です!を教えてください
人の困りごとが大好きな人ですかね(笑)
例えば、自信がない人がいたらどうして自信がないのか。そもそも自信ってなんだろう。
というように一緒に考えたりするのが好きです。その人が持つ価値観や考え方を知れる他、困っている人を見たときにたくさんの困りごとが世の中にはあるということを知れる。
悪く言えばおせっかいですね。笑
ー最後に意気込みなどお願いします
地域の方にはたくさんご迷惑をおかけすると思いますが、仲良くしていただけると嬉しいです。
成果物を残せるように、1ヶ月間一生懸命頑張りつつ、何かみなさんと協力して小高を楽しい街に出来たらと思います!よろしくお願いします!
3人目:大和さん(テーマ:教育サービス)
ーこのインターンに応募した理由を教えてください
教育やビジネスにもともと興味があったのですが、8月4日〜7日に開催されたさとのば大学のラーニングジャーニーに参加したことで、本インターンを知りました。
ラーニングジャーニーに参加したきっかけは、興味のある分野で人との繋がりや学びが生まれるかと思ったからです。
3泊小高に滞在した中で、いろんな方と出会い、自分と向き合う時間も多くある中で自分の頑張りに足りなさと伸びしろがあることを痛感しました。同じくインターンに参加している合田さんや、事務局の野口さんに背中を押していただいて、自分の中でやってみようと思えたので、応募し参加しています。
ー1ヶ月でどんな成長を得たいですか?
自分の力で、地域のために何かできるという実感を得たいと思っています。
私が今住んでいる地域は、課題点はあるものの、解決に向けてはどうしようもないという感じでなんだか他人任せなところがあります。直接できなくても、速効性ではなくても、いつかは課題に対して何か解決策を残せたらと思うので、その1歩目にしたいと考えています。
自分から動いたり、メンターの方や他のインターン生からいろんなことを吸収して、考える技術なども勉強して行けたらと思っています!
ー高校ではどんなことをしていますか?
私は某通信制高校の1期生なのですが、1期生なりにいいことも苦い経験もすべて味わっています。
その中で、私たちが楽しく学校生活を送ることと、誇りを持って卒業することに意味があると思い、卒業報告会の場を立ち上げました。私個人では、友人と英語カフェを開催しました。卒業まであと半年なのですが、1期生だからというネガティブな看板ではなく、立ち上がった学校だからこそ、いろんなことに挑戦できると捉えています。
不完全燃焼で終わらせたくはないので、出来ることから着実に経験を重ねています。
ー自分とはこんな人です!を教えてください
自分大好き人間です。笑
苦しかった過去を消化できた経験と、通信制高校に入ったことで自分の好きなことを突き詰められたり、それを通して自己表現が出来るようになったり。大きな試練をいくつも乗り越えた、という成功体験が言えるのですが、乗り越えられたのには、自分が自分でいることを諦めなかったからだとも言えます。自分を苦しめた思考ではありましたが、だからこそ今の居場所があるのだと思っています。
ー最後に意気込みなどお願いします
自分に何が出来るか分からない面もありますが、逆に自分にしか出来ないこともいっぱいあると考えています。18歳、という年齢をハンデと思わずに、楽しみながらみなさんにくらいついて行きます!
編集後記
3名をご紹介しました。インターンや自分軸に対する想いが強い方たちで、インタビューをしていて、私が置いていかれそうになることもしばしば。経験値が豊富な3名で、1ヶ月後の成果報告がとても楽しみです!
もう3名の紹介記事も近日中に公開いたしますので、お楽しみに!
(聞き手/編集:中村)
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