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徹底比較!マテウスvs遠藤渓太(28節を終えて)

スタメンが明確に定まっていないマリノスの左ウイングは、「誰を起用するのが最適解か」という議論が毎節各地で巻き起こっている(と個人的には思っている)。マリノスサポーターを二分?するこの議論は、Jリーグ優勝に向けて避けては通れない大事なお話だ。そこで、マテウス加入後の23節~直近の28節を終えて、マテウスと遠藤渓太をsofascoreで徹底比較してみたいと思う。

sofascoreのデータは、出場試合数ごとで各種データがカウントされており、並列で比較することが難しい。よってここでは、各種データを出場時間で割り、全てのデータを「90分あたり」に換算し、徹底比較していきたい。

(1)ゴール(90分あたり)

攻撃的なポジションとして重要な決定力。

マテウス・・・0ゴール
遠藤渓太・・・1ゴール

遠藤渓太の勝利。

(2)アシスト(90分あたり)

攻撃的なポジションとして重要なアシスト能力。

マテウス・・・0アシスト
遠藤渓太・・・0.7アシスト

遠藤渓太の勝利。

(3)クロス成功率(90分あたり)

マリノスのウイングとして重要な、所謂「センタリング」の精度。

マテウス・・・4.5%
遠藤渓太・・・30%

遠藤渓太の勝利。マテウスは、魅力の一つである見た目にもエグい左足のクロスを全く活かせていないという結果に。

(4)ドリブル成功回数(90分あたり)

「ドリブル成功率」で比較すると、

マテウス・・・64.3%
遠藤渓太・・・57.1%

といったように、どれだけ差があるのかイマイチ分からないので、「ドリブル成功回数」で比較することとする。

マテウス・・・2.9回
遠藤渓太・・・1.3回

マテウスの勝利。

(5)デュエル勝利回数(90分あたり)

「デュエル勝率」で比較すると、

マテウス・・・55.3%
遠藤渓太・・・39.1%

マテウスの勝利であるが、「デュエル勝利回数」で見た方が差が分かりやすいと思うし、差が見える方が色々な仮説を立てやすいと思うので、載せておく(特にマリノスレビュワーの皆さま、考察よろしくお願いします)。

マテウス・・・6.7回
遠藤渓太・・・3.0回

マテウスの勝利。

(6)Possesion lost(90分あたり)

はい。Possesion lost。英語分からんのでちゃんとした意味は分からないけど、大事そうなので比較してみる(意味が分かる方は補足していただけると助かります)。

マテウス・・・24.5回
遠藤渓太・・・12.8回

ロストしない方が良い?

(7)被ファウル回数(90分あたり)

ファウルを受けるという事は、それだけ脅威であると仮定する。

マテウス・・・3.2回
遠藤渓太・・・1.0回

マテウスの勝利。

(8)インターセプト+タックル(90分あたり)

守備の項目で比較できそうなのはこれらなので、まとめてドン。適当なので参考程度に。

マテウス・・・0.6回
遠藤渓太・・・1.0回

遠藤渓太の勝利。

(9)Dribbled past(90分あたり)

英語に詳しい方、意味を補足願います。

マテウス・・・3回
遠藤渓太・・・4回

パストが少ない方が良い?

(比較結果)

(1)渓太
(2)渓太
(3)渓太
(4)マテ
(5)マテ
(6)???
(7)マテ
(8)渓太
(9)???

英語素人のため、よく分からない(6)(9)を除けば「4対3」で渓太が若干優勢の結果に。また、サッカーに大事な結果を残しているのは間違いなく渓太なので、そこは大いに評価したい。また、チームとして攻撃と同じくらい重要な守備貢献度は、これだけでは測れないということも十分に加味したい。そして、ここまでマテウスのスタメン起用にこだわっているように見えるポステコグルーの意図を、どなたか仮説を立てていただければ、幸いである(完全他力本願)。

(結論)

2人とも頑張れ。

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