第9節を終えて(完全マリノス視点)
第9節を見直す時間がなかったので、sofascoreで少し遊んでみた。
①マンチェスターシティ(18-19)のFW5選手(アグエロ・ジェズス・サネ・スターリング・マフレズ)の、リーグ戦36節終了時点の5項目(ゴール・アシスト・パス成功回数・ドリブル成功回数・デュエル勝利回数)で遊ぶ
②5項目については「90分当たりの回数」を算出
③5項目の各最高値を10点(満点)としてグラフ化
④Bシルバはポジション別に集計するのが面倒なので省略
こんな感じ。
「率」ではなく「回数」としたのは「Brave And Challenging〜勇猛果敢〜」の精神による。あとは、確率よりも「90分(1試合)単位で何回やれるか」の方が重要なのかなと何となく感じたので。
パス回数ではなくパス成功回数にしたのは、sofascoreにパス回数っぽい項目が見当たらなかったので。意図しているのはパスの質というより量。どれだけビルドアップに絡んでいるかという意味合い強め。
⑤マリノスのFW各選手も、リーグ戦9節終了時点の5項目を②に基づき算出し、③に基づき採点・グラフ化
⑥センターフォワードはアグエロ、ウイングについてはスターリングと比較
⑦マルコスJrは6,7,9節はCFとしてアグエロと比較、それ以外はWGとしてスターリングと比較
◼️アグエロと比較
・エジガルジュニオ
ゴールとデュエル勝利回数は及第点。パス成功回数が増えればアシストも増え、アグエロに近づけるのではないだろうか。上述のようにパス成功回数を増やす為には、精度を上げるのではなくビルドアップに如何に絡むかが重要だろうと考えている。
・マルコスJr(CF)
ゴールとアシストではアグエロを上回っており、パス成功回数でもアグエロに肉薄している。もはやアグエロなのではないか。
(ゴールは17.7点だったが、グラフは10点が上限としている)
◼️スターリングと比較
・マルコスJr(WG)
ウイングとしては、パス成功回数のみスターリング基準。こうやって見てみると、マルコスはアグエロとして起用を継続した方がいいのかもしれない。
・仲川輝人
アシストではスターリングを上回っており、デュエル勝利回数でも肉薄。課題はゴールと、パス成功回数orドリブル成功回数か。もっとドリブルを仕掛けるべきなのか、もっとビルドアップに絡むべきなのかはポステコグルーの戦略次第か。
・遠藤渓太
デュエル勝利回数ではスターリングを上回っており(11.2点だったが、グラフは10点が上限としている)、パス成功回数はスターリング基準。足りないのはゴールやアシストといった結果のみ。そのために個人的には、1対1で判断が遅くなるくらいなら9割カットインしてもいいと思っている。
◼️雑感
マリノスの選手のドリブル成功回数が少ないのは、戦術上の理由によるものなのかも知れないのかなと感じた。またマルコスJrがセンターフォワードとして覚醒しつつあり、エジガルジュニオ復帰後もセンターフォワードとして継続起用される可能性も否定できない。遠藤渓太は早いところ結果を出さなければ、ウイングとしてのエジガルジュニオにポジションを奪われる可能性もあり、早いところゴールやアシストといった結果が欲しい。実際、今のマリノスに足りないのはウイングのゴール関与で、ここが改善すれば勝ち点は自然と増えていくだろうと感じている。