Podcastの文字起こしサービス「LISTEN」を使って、自分の声で喋ったことを声日記としてポッドキャスト配信しつつ、文字起こしされたテキストデータを日記として読めるようにしてしまおう!しかもお手軽にスマホ1台でやってしまおう!という記事をアップしてみたところ、自分のいつもの記事比較でたくさんの「スキ」をつけていただきました。ありがとうございます。
関連記事をマガジンにまとめていきますので、よろしければご覧ください。
今回は「LISTEN」で文字起こししたテキストデータを元に「ChatGPT」を使って清書してみるとどうなるのか!?というチャレンジ記事です。
LISTENを使えば「読む・聴く」の違いをどちらも楽しめる日記ができる
1回目の記事にも書きましたが、そもそも日記を「書ける」人は、わざわざ喋る必要はありません。ましてやポッドキャストにする必要も。
「LISTEN」は文字起こししてくれる=日記のように文字で読める状態になるので声日記をやろうと思いました。
じゃあ単に文字起こしのツールを使って文章だけ作れば良いんじゃない?と思いますが、声の方がその時の気持ちや感情が現れやすく、よりリアルにその日の自分の状態を記録しておけると思いました。
その一方で、一般的には音声を聴く方が文字を読むよりも時間がかかると言われていますので、過去に遡ろうと思った時には文字化されていた方が検索もできて読み返しやすいのではと思います。
「LISTEN」を使えば読めて聴ける日記ができあがります。
さらに「LISTEN」は、文字で読んでいる箇所をクリック(スマホだとタップ)すれば、その場所から再生して音声を聴くことができるのが素晴らしいのです。
実際に文字起こしされたものは、以下のリンクから「LISTEN」のサイトに飛んでご覧ください。若干の誤字・誤変換などありますが、喋ったことがほぼほぼそのまま文字になっていて、精度の高さに驚きます。(※リンク先は筆者による誤字修正済みです)
逐語記録の読みづらさと生々しさ
「LISTEN」で文字起こしされた状態はいわゆる「逐語記録=しゃべったことをしゃべったままに文字化した状態」です。このままでもログとして残しておくのに問題はないのですが、正直、読みづらいと感じるところもあります。
例えば以下のようなところです。
これは自分の喋りのスキルや癖が影響しているのですが、事前に準備をせずに、その場の思いつきで喋っている以上、仕方がないことだと思っています。これを防ごうと思ったら事前に内容を考え、話の流れを構成し、作文をすれば良いのですが、それができるなら「ブログ書けば良いじゃん」ということになります。
日記なので、読みやすさよりも、その日のその時に感じたことや思ったことを、思いつくままにしゃべる方が、より生々しく、リアルに、その日の自分が見えてくるのではないかと思います。
ChatGPTで文字起こしから文章を生成したらどうなるか
ChatGPTが普及しはじめてから「会議の録画から文字起こしを行い、ChatGPTで議事録を生成する」というのがビジネスシーンで実践され始めています。私も使ってみていますが、文字起こしの精度が高いと、内容の要約や構造化など、ChatGPTに任せた方が、人力でやるよりも速くて便利です。
というのを思い出し、自分の声日記ポッドキャストの文字起こしを、ChatGPTで文章として生成し直してみたらどうなるのかな?と思って今回のチャレンジに至りました。生成した文章をどうするか、それはノープランです。
前置きが長くなりました。
「003何でもないようなことが声日記のネタになると思う」を素材に生成した文章
以下の引用箇所が、実際にChatGPTで生成してみた文章です。
ChatGPTには「LISTEN」で文字起こしされたテキストデータ(以下リンク先に飛ぶと確認できます)をコピーして貼り付けました。
記事全体が長くなってしまったので、どんなプロンプトでChatGPTとやりとりしたのかは、次の記事で詳しく書いてみようと思います。
声日記の文字起こしを全文清書するのはなんか違うかも?
今回試しにやってみて思いました。これだったら「LISTEN」の文字起こしのままでいいやと。
ChatGPTの活用はもう少し違うアプローチで試してみようかなと思いました。
文字数など条件を付けて概要欄に書く内容をまとめてもらう
Podcastの配信タイトルや見出しを考えてもらう
特定の部分を抜き出して脚色した文章にしてもらう
1・2ともにポッドキャスト配信時に必要なのですが、パッと思い浮かばない時もあるので、ChatGPTに手伝ってもらえると良さそうです。
3は面白トーク、TIPS、自分の考え方や価値観の紹介など、1つのエピソードの中に部分的に含まれている、切り出すに耐える箇所(切り出す価値のある箇所)を、例えばnoteの記事として掲載するために再構成してもらう感じです。
おまけ:ChatGPTとの悪戦苦闘の様子
こちらの声日記でどんな様子だったのか話しています。