🏝️OHDAIジャーニー飛島編【第1話】東京から飛島へ！ー飛島ってどんなところ？ー〈飛島盆踊り〉

文学部日本文学科3年
成田結

飛島盆踊り feat. 鴨台盆踊りが、山形県唯一の離島「飛島」で9月14日(土)に開催！(詳しくはこちらのX・Instagramをご覧ください)

特集連載テーマは「OHDAIジャーニー飛島編」。飛島での体験や活動の様子など私たち自身が感じた魅力を紹介します。

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飛島盆踊り実行委員会発足！

鴨台盆踊り実行委員会は、鴨台盆踊りが終わったあとも、西巣鴨小学校の盆踊りや、神田明神のアニソン盆踊りなど地域の盆踊りに多く参加していますが、とうとう東京を飛び出し、東北で盆踊りイベントを開催します！

5月のある日、鴨台盆踊りの教員である齋藤知明先生から、第14回鴨台盆踊り実行委員会に対して、山形県酒田市の離島・飛島でおこなわれる島キャンプの紹介がありました（先生は山形県酒田市出身）。それを聞いた有志の学生8名が立候補し、飛島盆踊り実行委員会として7月半ばから本格的に活動を始めました。授業のあった毎週水曜日にミーティングを行っています。

会場の装飾のサポートをしていただいている、コーディネーターでアーティストのにしかわしょう子さん、イベント全体の管理をしてくださる合同会社とびしまの方々にお力添えをいただきながら準備を進めています。

当日は、山形大学農学部地域創生プログラムの方や酒泡酒泡クラブの方々にも協力していただき、イベントを運営していく予定です。

トビシマカンゾウ

飛島盆踊りの舞台は、山形県酒田市の北西にある、山形県唯一の離島「飛島」です。面積が2.73k㎡の飛島には158人が暮らしており、65歳以上の高齢者は122人（約77.2％）を占めています。

バードウォッチングやシュノーケリング、釣りなど海で遊ぶことができます。また、島民のみが摘んで食べることが出来る、市指定天然記念物のトビシマカンゾウが咲いている、とても自然の豊かな島です。

飛島盆踊りとは

飛島盆踊りチラシ表

飛島盆踊りチラシ裏

東北日本海側唯一の離島にして秘境・山形県の飛島で今年から始まる、超ディープな「飛島盆踊り feat. 鴨台盆踊り　～令和ニ現レシ百鬼夜行～」！

飛島盆踊りは、「狂喜爛舞」をキャッチコピーに、飛島の魅力を存分に取り入れ、飛島盆踊り実行委員会が楽しむことを第一の目的としたイベントを作り上げるため、9月14日の開催に向けて準備を進めています。

イベント当日は、参加者全員が妖怪の姿になり、百鬼夜行をして盆踊り会場の海水浴場へ向かいます。盆踊り会場では、バーベキューをし、食べたり飲んだりしながら盆踊りを楽しむことが出来ます。

私たちの活動

竹の装飾を盆踊り会場で確認

「飛島で盆踊りを開催する」ということ以外は何も決まっていなかったため、「飛島盆踊り feat. 鴨台盆踊り　～令和ニ現レシ百鬼夜行～」というイベント名から自分たちで決めていきました。約2か月でイベントを作り上げるために、毎週の定期ミーティングに加え、大学に集まって、飛島へ持って行く備品の確認や、百鬼夜行用の衣装作りなども行ってきました。

8月28日～29日には実際に飛島へ行きました。初日は島内ガイドをしていただき、シュノーケリングやバーベキューなどを行いました。シュノーケリングをすることははじめての人がほとんどでしたが、丁寧に教えていただいたことで、魚を見たり、自由に浮かんだりとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

バーベキューは、バーベキューインストラクターの資格を持つ、合同会社とびしまのジョンさんが、飛島のアワビや、お肉、野菜等を焼いてくださり、美味しくいただきました！

また、飛島の竹を使用した装飾を試したり、盆踊りには欠かせない音響機材の確認をしたりと、現地でしか出来ない準備を行いました。

まだ誰も行ったことのない場所でイベントを開催することは、鴨台盆踊り実行委員会にとって初めての試みでした。合同会社とびしまの方々からお聞きした話や、いただいた写真をもとに企画を考えることはとても難しかったですが、多くの人に支えていただきました。イベント開催が迫ったいまも、たくさんサポートをしていただきながら準備を進めていきます！

おわりに

盆踊り会場の海水浴場

今回は飛島編第1話として、盆踊りの開催地である飛島と、飛島盆踊り開催に向けた私たちの活動について紹介しました。

実際に一度飛島を訪ねたことで、はじめに掲げた「飛島の魅力を活かした盆踊り」、「飛島盆踊り実行委員会が楽しむ盆踊り」にしたいという想いが強くなりました。盆踊り当日に向け、さらにこれから準備を進めていきます！

次回は「飛島と自然」をお届けします。お楽しみに！