【coma Masters優勝】導魔 解説
どうもODA(@ODA12506286)です。個人的なnoteを執筆するのは9月のWBS以来なのでワクワクしています😊
今回は4/24に行われたkomainu選手(@koma020116)主催のComa Mastersで優勝することができたのでレポートとその時に使用した導魔デッキを解説していきたいと思います。
まずはレポートです。
なぜコママスでグランツ+導魔の選択をしたのか
2デッキ制のBO3でなんのデッキが1番母数が多いか考えたところ、最初に誰もが思いつくのが"赤白"だと思います。大会に出るような人達がメガデッキを買わないとは考えにくいし、2デッキの選択で1つは『とりあえずデッキパワーは高いし最近回してたから入れておこう』と考える人が多いと思ったからです。
そこでこの大会で優勝するのに必要な条件は2つあると考えました。
この仮説の元今回は導魔とグランツを握りました。
そしてリザルトです。
しっかり環境読みとデッキ選択ができていたので勝てました。全部に勝てるデッキがあれば正解は1つだけなのですがほぼその解答がない環境がほとんどなので、1デッキ制だとまた違う考え方をしなければいけないのですが今回は戦略勝ちできたので2デッキ制のいい部分が出てた試合結果だと思いました。レポートは以上です!
ここからは導魔の解説です。
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導魔がどんなデッキなのか
この記事を読んでる方は1度は回したことあると思いますが回したことない人にも深く知ってもらいたいので最初に初歩的な解説をします。
このデッキは"攻守バランスの良いデッキ"です。
攻撃は《セイラム》と《エルフィーリア》、《ベルネリタ》
で相手のデッキの障害物や防御札をケアしながら《創界神デメテール》の神域でアンブロを付与し、盤面を無視して詰め切るといったプランがメインです。
攻撃する上での最大のアドバンテージはアンブロだと思っています。
自分の盤面にスピリットが5体いて相手の盤面には3体ブロッカーがいて・・・などの細かい計算を省けるのが大会本番で考えることを少なくできるのでミスをしにくいです。
守りは《エルネーゼ》《黄の世界》《テスモポロス》《白晶防壁》
と沢山の障害物があります。
それぞれ低コストでプレイできて次のターンの動きにも繋がるので他のデッキと違って防御札が防御すること以外の役目もあることがアドバンテージになってきます。
基盤のデッキリスト
・各カード解説
サーチ兼フィニッシュサポートです。lv2の効果でバウンス耐性で氷姫の《白の世界》だったり今流行りの《氷刃血解》をケアするためのカード。
自身がコスト3という欠点がありますが《導魔神》を合体させることにより完全なバウンス耐性を撒けます。序盤から出せるカードで《テスモポロス》の誘発にも引っかかるので相手が除去するのにリスクを伴わせることができます。
地味にファナエルも回収対象なのでリソース不足の試合もカバーできます。
黄色起幻のサーチカード。lv2効果で創界神のシンボルを消せるので、序盤はフィニッシュに必要なカードを探しに行くためコアをフルに使ってデッキを掘りに行くのですがわざと2個残してメタを張ってターンを返すプレイも大事になってきます。
現環境ではグランツの《赤の世界》に破壊されたり赤白の《ガレット&ヴァルト》のアタステ開始時効果で破壊されてしまうのでサーチ以上の役目を果たす試合は少ないです🥺
サーチ兼手札保護。トラッシュに落ちた《創界神デメテール》にアクセスする手段が《導魔の創界石》しかないのでこのカードを傘増しして入れてます。
攻める時に《導魔神》の転醒時効果で召喚時で《テスモポロス》や《エルネーゼ》を回収したり、《氷姫》や赤白、白コンの《凍れる火山》などのハンデスでアドバンテージを取るデッキに対してメタを張れるので採用しました。
最大軽減2コストなのでそのターン他にしたいことと被ってしまうのがネックです。
《テスモポロス》のトリガー兼バーストケアできるカード。
《テスモポロス》を召喚するのに1コストかかるがこのカードを経由すると実質ノーコストで出せる。
このカードを器用に使えるか使えないかで結構ゲームの質が変わる気がします。一見出すタイミングが少ないように見えますが《導魔神》や《ブラックスター》で召喚できるので終盤に追加でバーストケアするのに使ったり、デメテールにコアを追加で1個乗っけて神域を発動させたり色々な役目があります。
転醒するトリガーに自分のライフの減少も含まれてるので《導魔神》の効果と一緒に使って盤面のコア数を増やしたりカウントが溜まっていない時にフラッシュで、
《エルネーゼ》→石転醒《導魔神》→転醒時でリルラをサルベージしてくる→ライフで受けて転醒→テスモポロス提示してカウンターの動きができたりします。あんまりやらんけど。。。。
導魔の防御力が高いと言われている理由の一つです。
転醒編の中でトップ5に入るレベルのバグカード。自身の効果で3体止まってブロックで1体、ライフ回復で1体止まって実質5面止めれます。
盤面を固めてリーサルを作る赤系のデッキはこのカードのおかげでほぼ届かない。
《ホーリーサイン》をケアするための相手の序盤のアタックに対してこのカードで防御して切り返しのターンでリーサルを作りに行く動きをしたりできます。
このカードを出すタイミングによって勝敗が左右される試合が結構あるので注意❗️
白菜おばさん。 嘘です。
序盤のシンボル維持や盤面処理にも使えてる万能カード。
lv3のBPが高いので相手のアタックステップで誘発させてそのままブロックでBP勝ちできる盤面が多い。
このカードも雑に使ってしまうと試合の勝敗に響くことが多いので注意しながら慎重に使いましょう。
リソース兼防御カード。
ヴィーナを2枚引いた試合ネクサス系のカードでジャムを起こした試合などはリソース不足になるのでこのカードが結構役立つ。
このカードも《導魔神》と《ブラックスター》で召喚し追加でリソース確保する盤面も多々あるので《導魔の創界石》でトラッシュに送るかなどは注意しながらプレイしましょう。
下のゲーム1の効果は打点を縦に伸ばしてリーサルを作るデッキにほぼ確定で1ターンもらえるので相性がいい。
シンボル消去テキストは『0にする』なのでこの効果発揮後相手の『シンボルを固定する』系のテキストが発動した場合シンボルが復活するので要注意。
コアシュートメタ兼リソース。
紫系のデッキと対面する時はこのカードにアクセスすることを目標に動きます。《テスモポロス》を経由することで実質ノーコストで2ドローできます。
基本的にアンブロで詰めるので相手の盤面を気にすることがないのですが次のターンまでに除去しておかないと厄介なカードがいたりするとたまにlv3効果を使ったりします。
フィニッシュサポートカード
導魔を持つコスト6、7、8のスピリットに破壊耐性を与え、下の効果でアタックステップ強制終了をケアします。
《ベルネリタ》《セイラムlv2+導魔神》《エルフィーリア》を3体並べることで完全耐性を作れます。
《テスモポロス》のおかげで要求値が低いのでほぼ毎試合目指せます。
上の効果は20試合に1回使うかなのであんまり気にしなくていいです。
防御札ループさせて無限耐久するカード。デッキの上にも戻せるので実質デッキも無限になります。
導魔を持つ6コスト以下のカードの踏み倒しも強く
《創界神デメテール》にコアが1個も乗ってない状態から《テスモポロス召喚》→《ブラスタ+α召喚》→《コスト6以下導魔召喚》で神域を発揮までいける。
lv2効果も《白晶防壁》を2コストで撃てるようになったりプレイの幅を広げられます。
lv3の効果でライフバーンで詰め切るサブプランを作ってくれるカード。
このデッキに少ない面処理効果もついており、無条件でライフ回復もできる。
《エルネーゼ》や《リルラ》のライフ回復もバーンに変換できるので《鉄壁ノ盾》をはじめとした『アタックではライフは減らない』系の防御札にも強く出れて優秀です。
このデッキで唯一起幻が絡んでないデザイナーズ外のカード。《ブラックスター》と差別化できる部分が相手のターンに《導魔の創界石》転醒→《導魔神》転醒時でトラッシュからサルベージし、《白晶防壁》を回収する動きができるくらいです。
《ホーリーサイン》が採用されるようになってから3軽減あれば4コストでトラッシュで回収した《ホーリーサイン》がメインステップで使えたり、メインステップで《導魔の創界石》を転醒させてトラッシュからサルベージしてきて《ホーリーサイン》を使えるなどのメリットがあるため採用していました。
2枚以上引いた試合はリソースが枯渇するのでかなりきついです。しかし現環境は《ゴッドブレイク》《クロノドラゴン》《ワイズドラゴン》などの創界神を破壊するカードが多い環境です。
なので起幻のネクサスを引いて序盤に妨害されないシンボルを作りたいこともあり3枚採用しています。
《ホーリーサイン》の下の効果を使うためにブロッカーを神技で回復させたり《メルティアナ》のライフ回復を2回使うために神技で回復させたりとたくさんの役目があります。
このデッキのメイン創界神。ほぼいうことはないが、神技はほぼ絶対毎ターン使います。LO負けする可能性があるデッキは考慮しながら動かなければいけないが。
トラッシュにほぼカードを落として対面の防御札を全てケアしてリーサルを出せば勝ちなので残り5枚くらいまではどんどん掘りましょう。
起幻基盤のデッキが段々減ってきてるのでこのカードのバリューはかなり高いです。転醒条件が他のカードに比べてものすごく簡単なので序盤の導魔の除去に対して提示出た《テスモポロス》に合わせてカウントを貯めてアタックまで行けます。
裏返ると《創界神デメテール》の神域に引っかかるアタッカーになってくれるのでテスモポロスのアタック以外でリーサルを作りたい時などに便利です。
序盤のシーカーなどの小粒の除去やアタックステップの効果で回復を制限して《氷姫》をはじめとした回復で打点を稼ぐデッキに対して強く出れます。
裏面の転醒時も防御攻めと守りのどちらにも使えて、面処理できる効果もついてるので1枚でできることがかなり多いです。
盤面の要求コアが多い時に攻めで転醒させてソウルコアを戻して+1コアする動きも結構やります。
このカードが1番バグってます。
表面のトラッシュとカードを交換できるので序盤で必要ないカードを次のターンに必要なシーカーに交換したり《エルネーゼ》や《テスモポロス》などの妨害カードを加えて相手のプランを邪魔したりと色々な使い方があります。
そして裏面もスピリットをサルベージしたり、異魔神ブレイヴなので《創界神デメテール》がいなくてもリーサルが簡単に出せます。
アタック中はコスト0扱いになり《ベルネリタ》の破壊耐性の対象外になることもあるので気をつけてプレイしましょう。
逆に《セイラム》にくっ付けてアタックすれば赤白の《鉄壁ノ盾》などを超えながら4点も出るので
覚えておきましょう。
リソース兼遅延カード。このカードが発掘された頃にはフルパワーのゼクスや覇王、ダブルオー、氷姫などネクサスが試合展開を支えるデッキがほとんどで導魔が苦手とされていたLOやゼクス、ダブルオーにも有利が取れるようになる(LOは5分くらい)革命カードでした。
このカードをケアするために序盤に1点アタックされる動きを相手はほぼ必ずしてくるのでそこを《セイラム》《ファナエル》《エルネーゼ》でブロックして防げるデッキなので相性がいいです。
お馴染みの防御札ですね。《ブラックスター》で使い回せてライフも回復するので無限に撃てます。
各対面で《白晶防壁》でしか受けれない動きもあるので覚えておきましょう。
(このあと各対面でその動きを解説するので安心してください)
プレイ解説
まずは初動の優先順位です。これは先行後攻でバリューが変わってきます。基本なので覚えておきましょう。
左上から優先順位が高い順に時計回りに見てください。(見づらくて申し訳ないです🥺)
基本的に先ドローに従って優先順位を決めています。
先ドローとは
知らない人向けに解説します。
プレイすることで手札や手元が増えるカード(シーカーやドローソース)とプレイしてもリソースが獲れないカードがあると思います。そういったカードをプレイする順番は例外もありますがほぼ必ず、
"リソースカードからプレイします"
先にプレイすることによって手札に入ってきたカードをプレイする選択肢も増えるしそのカードのおかげで軽減を満たせる個数が変わり1コア分余裕ができることもたくさんあるので注意しながらプレイしましょう。
先行
《セイラム》と比べた場合、オープンで
《ヴィーナ》+《デメテール》などのゲームに1枚は絡ませたいカードを1プレイで拾える可能性があるからです。
なるべく『セイラムを除去するとテスモポロスが誘発してくるリスクがある』と相手にプレッシャーをかけたいのでそれをリスクなく後攻1ターン目に《赤の世界》などで処理されてしまうとおいしくないので《ファナエル》のほうが優先順位が高いです。
こちらも先ドローに従ってネクサスよりデッキのカードを見れる枚数が多いので優先です。これらのカードが後攻1ターンで《ボーンシャーク号》などでメタを貼られてしまうともったいないという理由もあります。
上↑でも話したのですがこのカードを除去することにリスクを追わせたいので盤面に2コア以上ある時に出したいです。なので相手がリーサルを作るターンまで残っていたら主導権を握ってゲームをできます。
《創界神デメテール》と比べてリソースを補充する要求が低いこと(デメテールは3個神託しなければ神技が使えない)と《デメテールの魔導神殿》が捲れる可能性があるので、もし捲れたら貼れて後攻の起幻以外のカードで2プレイされることを防げるのでかなり変わります。
上の3種類と比べて先ドローを確実にできるわけでもないし《ヴィーナ》を配置してからもこのカードを配置できるのでこの優先順位です。
シンボルが確定で立って相手の動きを邪魔できるので《黄の世界》と比べて序盤でのバリューが高い。
相手に後攻で2プレイさせないアドバンテージはテンポロスにも繋がるのでこちらが先に攻め始めれるきっかけにもなる。
各デッキの初手のカード(シーカーや契約系のスピリット)を潰すための重要な効果なのでほぼ必ず後置きする。今後の環境次第ですが契約カードが見えた場合後攻を取ってでも黄の世界で契約カードを処理する必要があると思うので考えながらプレイしましょう。
後攻
【デメテール】と【ヴィーナ】がサーチのカードより優先順位が高くなっただけです。
先行の解説でほぼ話したので簡潔に話します。
後攻での強い動きが
・【ファナエル】+【デメテール】
・【セイラム】+【デメテール】
・【ファナエル】+【ヴィーナ】
・【セイラム】+【ヴィーナ】
・【デメテール】+【ファナエル】
・【デメテール】+【セイラム】
・【ヴィーナ】+【ファナエル】
・【ヴィーナ】+【セイラム】
の2プレイが理想の動きで【デメテール】や【ヴィーナ】に乗るコアの個数が1個違うだけで状況が変わることが多いので創界神は基本先貼りしてます。
詰め盤面について
ここからはリーサルを作る上で注意しなければいけない点や意識したほうがいいことを解説していきます。
このデッキの基本的な盤面リーサルの作り方が
です。この動きはフラッシュタイミングを一回挟んでしまうので相手が《絶甲氷盾》などを使用できないコア数ならこのムーブが1番理想ですが妨害されるパターンもあるので注意しましょう。
リーサルに必要なコア数を覚える
上で説明したリーサルは
軽減シンボルが2つあるだけで5コアでリーサルが出ます。この動きができるので導魔はアグロデッキだと僕は思っています。
ここからさまざまなカードをケアするために必要なコア数を考えながら詰め盤面を作っていきます。
みたいな感じで各カードで必要なコア数を覚えておくことでゲームの組み立てが楽になります。
例:覇王対面で最終的に作りたい詰め盤面がこちら
この上の盤面を作れば【氷刃血解】【絶甲氷盾】を一気にケアできて詰め切れます。この盤面に必要なコアは4コア。
自分のターンが回ってきました。使えるコアが8個。さっきの盤面では相手のライフが5なのでヴィーナの回復が込みでもアンブロで4点しか出ません。なので横にもう1、2体たてて手打ち氷刃血解をケアするまでの打点を出すために最低5コアは残しておく。
すると残りの3コアはサーチや盤面形成に使えるコアになります。
この場合テスモポロスを素出しすると4コア以下になって目標盤面に到達できなくなるので、相手が絶甲を撃つコアもないのでリルラからテスモを誘発させるのが最適解です。
手打ちの氷刃も余裕ですね。こんな感じで確定で詰められる盤面があればそこから逆算します。
あと、試合数を重ねていくと《創界神デメテール》が引けない試合がたまにあります。
その時に《導魔神》と《黄の世界》などで攻めるプランも取れるように練習すると勝率が上がると思います。
ブレイブするだけでアタック時含めて打点が2倍になるカードと黄の世界の転醒時を合わせて実質デメテールの神域を発動させて殴ってるのと同じ状況を作れるのでこの2種類のカードを裏返すタイミングはめちゃくちゃ大事なので慎重にプレイしましょう。
プレイまとめ
結局何が言いたかったかというと中盤のいわゆるなんでもできちゃう時に最終的に到達したい目標を決めてプレイすればプレイミスが少なくなるということです。リーサルが出るターンは必ず
総コア数−(盤面形成に必要なコスト+維持コア)=確定リーサル
がほとんどあるのでとりあえずプレイする前に考えましょう。
あとがき
ここまで読んでくれた方本当にありがとうございます!転醒編3章からずっと使ってお世話になっているデッキの紹介でした!
今シーズンは就活がメインなので非公認に行く回数などは減ると思いますが自分なりに付き合っていこうと思っています。契約編のデッキなども大会で結果を残したらnoteに記載しようと思っているのでよろしくお願いします。
パワー!!!!
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