コーポレート部門から見たAsobicaのカルチャー
自己紹介
Asobicaでコーポレートを担当している織田といいます。
経理中心のキャリアを歩んできました。
現在は、コーポレート部アカウンティング・リーガルグループに所属し、経理・法務・経営企画の機能を中で分担しながら担っております。
記事概要
Asobicaのコーポレート部門の様子は、須藤が記事をたくさん書いております。(ご興味ございましたら、ぜひご確認ください。)
私からは、コーポレートから見たAsobicaのカルチャーについて記載します。
【前提】未上場企業でのコーポレート(特に経理)の役割
IPOを目指す未上場企業(特にアーリー~ミドル)における経理の役割として、決算を締めるに留まらず、内部統制まで意識できた、決算までのプロセスを上流から下流まで、仕組みをひたすら作っていく、というものがあります。
一方で、手続き過多になると下記のリスクがあると考えられ、むやみやたらにルールを増やすのはご法度という難しさもあります。
ベンチャーの武器である、物事を前に進めるスピード感を失う可能性がある
カルチャーに悪影響(どう結果を出すかではなく、手続き重視のカルチャーを醸成してしまうリスク。)
「ベンチャーらしさ」を失わずに「ミスのない財務報告ができる体制の構築」というお題に経理は頭を働かせ続ける必要があります。
単に、月次決算のミスを減らそう、チェックのスピードを速くしようという話だけでしたら、グループ内の自分たちが頑張ろうで終わる話です。
会社が成長すると、すべての情報を経理が網羅的に把握し、自分たちで処理することは物理的に不可能になってきます。(当然の話ですが、、)
その中で、この種の情報、xx日までに毎月ほしい、この手続きは今後必ずこのフローに則てやってほしいという、全社を巻き込んだ設計構築がどうしても必要になっていき、そこでいかにAsobicaのカルチャーに助けられながらの体制構築だったかを以降で、二つの視点で触れます。
①そもそも、部門をまたいで協力的な方が多い
過去、内部統制上、手続き化したいものが発生し、それをCSの部門長に相談したことがありました。単純に手順が増えるのは事実なのですが、下記のように、そもそもコーポレートにとってのメリットまで考慮したうえで、判断頂けました。
また、別の場面では、弊社は経費精算の申請を月内で終わらせてくださいとお願いをしておりますが、99%の申請は本当に月内で終わっております。
個人的な感想ですが、このフェーズのベンチャーでここまでしっかりルールを守ってくださる方々が多い会社は珍しいほうだと感じます。(本当に助かっております、、)
そもそも自部門の業務に忙しい中で、全体(≒他者のこと)の最適まで考慮して、動いてくださる方が多いのが、弊社の強みかなと感じる場面です。
今まで、比較的自由に進められていた部分に関して、制限が入ると誰しも抵抗感は生まれうると思いますが、本件にとどまらず、他者に協力的なAsobicaのカルチャーにコーポレートは非常に助けられております。この場を借りてお伝えしますが、いつも本当にありがとうございます。
②そもそもコーポレート部に柔軟性が高いメンバーが多い
Asobicaのコーポレート部は、執筆時点で、バックオフィスグループ(主に労務・総務・コーポレートIT)と私の所属するアカウンティング・リーガルグループ(経理・法務・経営企画)に分かれております。
それぞれの機能の専門性を持つメンバーが所属している中で、どちらかというとスモールでもいいので、始めようという気概を持つメンバーが多いと感じます。
コーポレートという、細かいところに気配りが必要な職種柄、あらゆるリスクがゼロになっているか、細かいところまで詰めた上で物事を始めたい。という方も決して少なくないと思っておりますが、Asobicaコーポレートは「結局やってみて皆さんの反応見ないとわからないよね。考えすぎても仕方ないよね」という、いい意味での合理的な判断をする方が多いと感じており、その環境で仕事できていることが、私自身もとてもやりやすいと感じております。
なぜこのような環境なのかの私見
手前味噌ですが、なぜこのようにコーポレートにとってやりやすい環境であるのか、具体的には人間力に長けた方が多いのかについての私見をお話します。
一つは、プロダクトの性質、一つは採用のこだわりにあると考えております。
1点目、プロダクトの性質について。
「ロイヤル顧客プラットフォーム」である「coorum」の提供を行っており、顧客企業とお客様を結びつけるプラットフォームの提供を行っております。
顧客企業の提供している商品やサービスを好きなお客様と顧客企業を結び付けるものということで、この点を「coorum」の提供を通じて支援する会社として、「関わる人々が喜ぶ、楽しむ、熱狂してくれることは、率先して行う」考えの方が自然と多く惹きつけられて、集まってくるのかなと感じます。
2点目、採用について。
現在はフローは変わっておりますが、私が約2年前に面接を受けた時点では、代表の今田が一次面接を担当しておりました。
当時、いきなり代表が出てきたところに多少の驚きはありましたが、ひたすら学生時代にもさかのぼり、人柄を深ぼられたのが印象的でした。(転職活動時に学生時代の話をしたのは、Asobicaの面談ぐらいの記憶です。)
Asobicaという船に乗せる仲間については、おそらくミッションやビジョンとの連動から、相当に人柄を重視していると感じます。
採用のフローは組織拡大に伴い変われど、この点を重要視しているところは変わらないのが、人数が増えてもカルチャーが維持される要因なのかなと感じます。(私見です)
Asobicaは仲間を募集しています
今回の記事で、Asobicaのカルチャーに興味を持ってくださっていただけましたら幸甚です。採用も鋭意行っております。