本を読もう
自分にはぼーっとしてしまう癖がある。日常でも友達から「話聞いてる?」とか、会社の上司から「もっと考えてやろう」とか言われたりする。
このことに対して反論はなく、確かに話を聞いていないことが多いし、何も考えずにやることが多い。自覚はあって、どうにかしたいとも思っている。しかし、改善方法が分からず「○○思考法」というような自己啓発本を何冊か読み漁ってきた。分かったこととして、この類の本は普段から常に何か思考できている人がレベルアップするためのものが多く、自分のような思考することが習慣付いてない人間には役に立たない一歩先の策ばかり並べられている。自分がまず越えるべき壁は、思考する習慣を付けるということだ。
そこで今日出会ったのが、楠木建先生の「スローで過激な読書論」。楠木先生曰く、読書は最高の脳のストレッチ器具。読書というのは、手軽でいつでもできるもの。その割に読書から得られる知見は計り知れず、時には人生をも大きく動かすものになる。つまり超コスパが良いのだ。読書をしている間は、思考していない時間がない。思考(理解)しないと本が進まないからだ。SNS、特にインスタなどは情報の大部分が画像や動画で構成されているため、なんとなく頭をぼーっとさせていても掴みきれる。しかし、文字だけで構成されている本は、ぼーっと目を動かすだけでは情報が入ってこない(文字が滑る)。S自分は読書をしようとしてもなかなかスイッチが入らず、内容が頭に入ってこないことが往々にして起きる。これはSNSに毒された脳が、「いつも大して考えなくても理解できるから今回も大丈夫だろう」と勘違いを起こしているからだと推測する。この勘違い癖を治すために普段から読書をし、文を読むことを慣れさせることが必要となる。結果それが思考するという習慣につながる。
さあ本を読むのだ〜〜。