嫌いな人なのに
嫌いな人。
その人といる時間は人生の無駄である時間。できるだけ関わらないことが人生を良くすると思う。しかし、嫌いな人ほど日常のふとした瞬間に頭に浮かび上がってくる。振り払おうとすればするほど、浮かんでくる。なぜだろうか。
浮かんでくる時はいつも嫌いな人と何か一悶着あった時。自分がミスをして、怒られたり起こりはしなくとも態度が感じ悪かったりした時。頭に浮かび上がると同時に落ち込み、ため息をつく。
嫌いな人なのに、なんか好かれようとしていないか?自分のポリシーとしては、「嫌いな人なんかに好かれる必要なんか無い。」だけど、どうやらそのポリシーに心が付いてきていないらしい。今までの人生を振り返ると、この人に嫌われていたかもという人が一人として思い当たらない。嫌われる前に、自分から距離を置くか必死に愛想を振り撒いて、自分が傷付かないように関係を精算してきた。要は、傷付き慣れていない。学生時代に傷付いた前例があれば、今回は吹っ切れて嫌われる覚悟がついていただろう。
悔しい。頭ではこんな奴クソすぎるからテキトーに聞き流しておこうと思っていても、やっぱりどこかで好かれようとしていて、仕事中のあるシーンがふと家で思い出されたりする。
会社では嫌いな奴がいても我慢して働かなければいけない。嫌な環境はパッと離れてきた自分にとっては、かなりの試練だ。どうしたらいいんだ、クソ、クソ〜〜