【ザ・ブック・オブ・ヘンリー】
ヘンリーは聡明な少年であり、母親のスーザン、弟のピーターとともに暮らしていた。彼は近所に住むクリスティーナに恋心を抱いていたが、彼女は父親から虐待を受けていた。何とかしてクリスティーナを救いたいと思ったヘンリーは、そのための作戦を一冊のノートにまとめた。そのノートを見つけたスーザンとピーターはヘンリーが練った作戦を実行することにした。
とWikipedia。
このあらすじだけで話は完結するのだけど、それに肉づく話がすごい話だった。
きっと色んな捉え方をされる映画なんだろなって前提があって、評論家のレビューでは酷評されてしまっているとか。それもちとわかる。それはきっとヘンリーという男の子がいろんな意味で出来すぎてしまっているからなんじゃないかと。頭よすぎるし、スーパーヒーローなんだもの。それに対比した周りのひと達と。
でも、そこから、聡明とは?というぶっとんだヘンリーの計画を母親が実行して、え?っていう結末を、迎えて、結構つっこみどころが満載だ。
「最悪なのは暴力ではなく無関心」
「誰と過ごし何を与えられるか、現実を見てベストを尽くそう」
ってところに全部が詰まっているようにかんじて、後半はないちまってた。
スーパーヒーローの兄をもった弟のピーターが葛藤するところとか胸痛くてつらかったけど成長してく姿に泣けてきました。私はピーターすごく好きなのだ。
ひねくれずに、素直な気持ちで見てほしい映画だなって思った。ヘンリーの愛を感じる映画でした。
ぶっとび
★★★☆☆
考えさせられる
★★★★☆
つっこみどころは満載
★★★★★
ないてしまった
★★★☆☆
子役かわいすぎ
★★★★★
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