6月が苦手

 6月がめちゃくちゃ苦手だ。月の中で一番苦手だと思う。曇り空や気圧で空気がどよーんとしてるので、身体や心もどよーんとしてくる。
 自分は体の歪みがひどく、特にその影響を受けやすいかなと思う。そもそも体が硬い(前屈が全然届かないし、開脚もできない)のと、野球をやっていた時に素振りをし過ぎた影響で右肩が下がっていて姿勢不良になっているのとで、気圧の上下が直に、顎関節痛や腰痛に影響してくる。野球の素振りは、やればやるほど顧問の先生に褒められるし、真面目な俺は頑張って手が豆まみれになるぐらい頑張ったんだけど、努力がのちのち体に悪い影響を与えるのは皮肉だなと思う。闇雲な努力はかえってダメなんだなということを学んだ。ジャルジャルのコントで『練習しまくるやつ』ってコントがあって、練習しまくりすぎて変な癖がついて野球がどんどん下手になるというものなんだけど、俺のことやんと思ってめっちゃ笑った。色々調べたり、考えたりして自分なりにやっていかないとなと本当に思う。
 話を戻すと、6月に入るだけでちょっと気が滅入ってくる。なぜなら、自分の体調が読めないからだ。明日、気圧がやばくなって、心や体があかんくなるかもしれない恐れみたいなものがある。天気についても6月はいつもより、気にしているなと思う。一昨年、口がスムーズに開かんくなって、あかん明日ライブやどうしよって落ち込んで、坂口恭平の電話番号にかけたら、めっちゃ怖かったことを覚えている。
 こういう鬱っぽくなる時の対処療法として、二つ自分は備えがあって、一つは友達に会うこと。人としゃべっている時は、体の痛みが忘れられて、なんか軽減されている気がする。口が開かんくなった時も、友達に電話かけて、今会えへん?って言ったら、3人いけるよって言ってくれて、一緒に銭湯に行った。楽しくベラベラ話をしたら、自然と口が開くようになっていた。突然友達に連絡するのは勇気がいったし、怪訝な感じ、鬱陶しい感じになるかなと思ったけど、結構みんな今自分がしんどいことを伝えると、親身に話聞いてくれたり、ほな銭湯行きましょうよと誘ってくれたりした。自分が周りに恵まれているということもあるかもしれないが、世の中そんな冷たい人ばかりじゃないというのもある。この療法はおすすめです。友情が深まるという副次効果もあります。
 あとは、京都にいた頃は働いていたこともあって、定期的に接骨院に通っていた。そこで、体を整えてもらってなんとかやれたというのはある。話も聞いてもらってたし。東京で、いい接骨院ないかなーとちょっと思っている。今働いてないし、金ないけど、一ヶ月に一回とかでいいから体のメンテナンスしてくれへんかな、と思っている。ということで、みんなで6月乗り越えていきましょう。

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