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AIを利用し【非常識】な方法でQC検定®2級に一発合格した話



*この記事は非常識な方法でQC検定®2級に合格した追憶です。*
*途中の挿絵は私が1日で生成AIに創らせました*
*私の追憶はX(旧Twitter)で提供しています。*
*そちらもご覧ください。*

https://twitter.com/octon_qc



はじめに

QC検定2級をこれから学ぼうとしている方、もしくは学んでいる最中の方

試験で出題される範囲があまりにも多すぎて、どこから手をつけて良いか
悩んでいませんか?


かく言う、私が第36回(2023年9月)の2級試験に向けて
勉強を開始したときにそんな状態でした。

テキストを何冊か購入し、比較しながら学びを始めた時、
3級の範囲をはるかに超える数式の量に圧倒され、

さらにテキストや過去問に書いてある公式の表現違いに困惑し

【どちらが正解なのか?】
【どっちも正解なのか?】

それを調べるだけでかなりの時間を要しました

2級に合格した今では、公式は違っていても、

その違いは計算過程の違いで、結局たどり着く答えは同じであり、

どちらの説明も【正しい】という事がわかりましたが、

複雑な数式を学んだ事のない私にとっては、最初はそれすら分からず
暗記で乗り切ろうとしていたので、

暗記した公式と微妙に違う公式が、テキストや過去問に出てきただけで
すぐパニックになり、とたんに
【訳がわからなくなる】といった状態でした。

そこで過去問を分析した上で、テキストを読むという

非常識な逆転勉強法

を行うことにしました。

普通はテキストを読み込んでから過去問を解くと言うのが一般的ですよね。
でも私のように大学にも行っていない、数学も学んだ事が無い人間が半年で一発合格するには、常識的なやり方では太刀打ち出来ないと考えました。

そこでまず、過去問の分析を行う為、

テキストや過去問を10冊以上買い揃え(下画像)、

徹底分析しその結果からテキストを読むことをはじめました。
過去問を使う勉強方のメリットは以下のようになります。

過去問を使う勉強方のメリット

  1. 試験形式に慣れる:過去問を解くことで、試験の形式や問題の種類に慣れることができます。これにより、実際の試験での緊張を軽減し、効率的に問題を解くことができます。

  2. 重要なトピックの特定:過去の試験で頻繁に出題されるトピックや問題を特定することができます。これにより、勉強すべき重要な分野に焦点を当てることができます。

  3. 時間管理の練習:実際の試験と同じ時間制限の中で問題を解くことで、時間管理の技術を磨くことができます。これは、試験当日に時間内に問題を解き終えるために重要です。

  4. 自分の弱点の把握:過去問を解くことで、自分の弱点や理解が不十分な分野を特定することができます。これにより、効果的に勉強するための指針を得ることができます。

  5. 自信の向上:過去問を繰り返し解くことで、その分野に対する理解と自信を深めることができます。これは、試験本番で落ち着いて問題に取り組むために役立ちます。

過去問からテキストを確認するといった事を進めていくと、ある重要な事実に気がつきます。

それは

市販テキストは誤植だらけ

という事です。

【誤植とは?】

誤植とは、印刷物において、文字や記号に誤りがあることを言います。
例えば、本や雑誌、新聞などの印刷物で、正しくない文字が使われていたり、文字が抜けていたり、文字が重なっていたりする場合があります。 このような誤りは、印刷の過程で起こることが多く、校正や校閲で見つけて修正する必要があります。

いろんな書店で売っているテキストに書かれている公式は、
本によっては誤植があったり、公式が記載されていなかったりしています。

紙面の都合上出版社が判断し、【重要ではないところ】と判断したところを記載しないのでしょう。

でも過去問を分析して分かった事ですが、

例えば検定と推定では、試験では検定から推定の一連の理解度をもとめられます。つまりこの検定は何でしょうか?この推定は何でしょうか?
と問われますが、市販テキストでは、検定のみにフォーカスされ、その推定公式が端折られている(記述なし)こともありました。

試験に【良く出る】または【出る可能性が高い】ものを
正確な公式で一覧にし暗記しやすくまとめてあったものは、
市販本には無く、

1冊の市販本で学んでいる方は、誤植を暗記するリスク
出題される可能性のある問題を逃してしまうリスクが高いと思いました。

そのリスクを極力回避出来るよう、
良く出る重要公式と出題パターンを記載した一覧を自作するしかない
と判断しました。

検定と推定の例を取って話しましたが、
他にも覚える公式は山ほど

さらに実践部分の概念、用語などの暗記も必要

こうなったら、手法、実践 両方を全て書き出し、まとめ
検索出来るようなデータベースを作ろう

でも・・・時間が限られています。

過去問&テキスト10冊以上の大量データを分析するには、
本を読み、ノートに書き起こし、または本に付箋を貼り何度も見返し
・・・なんて方法では時間がかかりすぎます。

生成AIに創ってもらったイメージ→【テキスト付箋だらけ】

2023年3月にQC検定3級が受かってから5月に2級に取りかかり、
2023年9月の試験に挑戦しようと思っていたので、
4ヶ月しかありません

さて、なにから取りかかろうか?【重点指向】
どのようにすすめようか?【プランの作成】
どのようなツールを使えば、効率良く進められるのか【ツールの検討】

など、戦略をねり、

どのような手法で、どう実践したか?


を記載していきます。

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