「暇≠時間がある」 〜暇な人間にはなるな〜
皆さん仕事や学業に忙しいだろうから,暇そうな人を見ると羨ましい〜と思ってしまうかもしれません。
暇っていいですよね… 僕も南国リゾートで海見ながらマンゴージュース飲む生活したいですもん…
でも,僕たちが目指すべきは”暇”ではなく”時間がある”という状態なのです。
タイトルには「暇≠時間がある」と書きましたが,正確にいうと「暇→時間がある」は成り立つけど「時間がある→暇」は成り立たないというお話です。
「暇→時間がある」はどういうことかというと,
暇=やることがないorやるべきことを放置している状態なので,必然的に時間は余る。故に,暇だから時間があるは成立します。
一方,「時間がある→暇」については,
時間がある=やるべきこともやりたいこともやっているけど,余裕はある状態。何もしていない時間がないわけではないが,そういう時間はやりたいことや空いたい人に対して使う。故に,時間があるから暇ではなく,時間はあるけど暇ではないなのです。
ここまでで(もしくは説明なくしても)「時間はあるけど暇ではない」という状況の方が良さそうな気がします。
それでは,この状態が実際にどのようにメリットをもたらすのか,自他両方の目線から考えます。
まずは他者目線。
「暇」なやつって端的に言って深みがないし面白くないです。
例えば飲みに誘えばいつでも来るし,空いてる日程聞いてもいつでもいいよっていう人。友達いないのかな?仕事ちゃんとやってんのかな?ってなりますよね。ただの暇な人になり下がります。
一方で,「暇ではないけど時間がある」と誘って来た時すごい嬉しいし,色々な経験があるから話も楽しみに感じられます。例えば毎日ミーティングや会食がある人が,その時間を縫って自分と会ってくれてたら大切に思われてるんだなってなりませんか?
そして自分目線。
暇だと自分は何をしてるんだろ?あれやらないといけないよな?って不完全燃焼感や責任逃れ感に苛まれてどんどん暗い気持ちになります。
逆に,好きなこともやるべきこともやって余暇は思いっきり遊ぶ状態だと,満ち足りた状態で自己肯定感も跳ね上がります。
僕たちが目指すべきなのは「時間があるけど暇ではない」人なのです。
それが他者にとても自分にとっても1番の評価につながります。
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