「他人に綴る愛のこもった手紙」 Hannah Brencher
手紙は伝えるべき言葉を伝えるための尊い芸術だ。
ハナの母親は,SNSや携帯を使わず手紙を書く人で,ハナは高校生の時には日常的に母親からの手紙を受け取っていた。
大学に入ると鬱になり,ハナは宛先のない手紙を書いて街中に置いた。
何十通も書き,カフェから国連まで色々なところに置き,そして一連の行動についてブログに書いた。
「手書きの手紙を書きます」
という言葉を添えて。
一夜にして驚くほどの数の連絡が殺到した。そこで彼女は手紙を書き,それを受け取った人々に大きな力を与えることに気づいた。
LINEで複数人とリアルタイムで会話したり,Twitterでサラッと呟いたりすることより,手紙を書くことはずっと尊い。
一種の芸術なのだ。
なんでも簡単かつスピード感を持って発信できる時代だからこそ,手紙の文字・余白・落書きの全てを通して心から心へと伝えられるものがあるのではないだろうか。
手紙という尊い芸術は人の心を救う。
僕もお手紙書きます。(後日メールアドレス追記するのでそちらに連絡ください)