健診機関向け特定保健指導説明会の開催レポート
こんにちは。
特定保健指導のウェルエット管理栄養士の脇です。
ご参考:ウェルエットとは
初めての開催!健診機関向け説明会。
6月13日、都内にて健診機関向けの「特定保健指導説明会」を開催しました。
今回は「今後、健保組合からのニーズが高まる健診機関における特定保健指導」というテーマで、特定保健指導の運用に関心の高い健診機関様にお集まりいただき、制度の概要や厚労省の新基準のご説明、運用面の課題と解決策等のご紹介をしました。
当初の定員を超えるお申込みをいただき、追加枠を設けての開催。当日はご質問やご相談を多くいただき、盛会でした。
今回は当日の様子をご紹介します!
なぜ健診機関向けに説明会を開催したのか
特定保健指導は以前の記事でご紹介したたように第3期(2018年度)から「健康診断当日に初回面談を実施することが可能」となりました。
健診当日に結果が揃わなくても、初回面接の分割実施を可能とする
※1 腹囲・体重、血圧、質問票の結果等から、対象者に当日から保健指導に着手。後日、全ての健診結果を踏まえ、電話等で行動計画を完成する方法を可とする。
出典:厚生労働省データヘルス・医療費適正化対策推進室「第3期特定健康診査等実施計画期間における特定健診・特定保健指導の運用の見直しについて」
健診当日からプログラムをスタートさせることで、実施率や成果率の向上が期待できます。
しかし、今年3月に健診機関に向けてアンケートを実施したところ
「初回面談後の継続支援が負担になっている」
「管理栄養士、保健師など体制を整えられないから」
そもそも、
「特定保健指導を実施するために何をすればよいかわからない」という理由から健診機関では積極的に特定保健指導を開始できなかったり、開始出来ていたとしても運用面での課題を抱えている現状が明らかになりました。
そこで、課題共有と解決方法の提案の場として、今回の説明会を企画することになりました。
説明会の様子
まずはじめに、共催企業である株式会社スマートバリューの長峰さんが開会のご挨拶。株式会社スマートバリューの事業についての紹介をしました。
その後、早速に説明会のスタートです。
株式会社オクタウェル代表の高木が特定保健指導とは何か?から、2018年度から施行された第3期の新基準、そして健保や健診機関が抱える課題についての紹介がありました。
「現状のフローでは実施率があがらない」という言葉に、うなずきながら耳を傾けてくださる姿も。
その後、課題を解決するためのご提案として当社のプラットフォーム「ウェルエット」の紹介をさせていただきました。
途中、株式会社アルムの代表の坂野さんに、実際にウェルエットの分割型面談を実施していただいた感想をいただく場面もありました。
ウェルエットは、株式会社アルムと連携して、アプリMysosを活用した遠隔指導プログラムの開発に取り組んでいます。
1時間ほどの説明の後、高木のリードで今健診機関が抱える課題についての気軽なディスカッションや質疑応答を行いました。
「人の手配の課題が片付かず、なかなか実施に踏み切れない」
「請求業務が事務方で対応できなくなり、保健師が引き取ることになったが、なかなかこなせない…」
「業務を効率化したい」
など、それぞれの機関が抱える課題が明らかになりました。
参加者の声
「とても貴重なお話しを聞かせていただきました。」
(Sクリニック・東京)
「今後特定保健指導が増加するにあたり、弊社でも人員不足の中どのような継続が出来るかを考えております。ウェルエットの仕組みを聞き大変参考になりました 」
(M健診センター・東京)
その他にも、メールにてお問い合わせをいただいたり、アンケートにて課題を共有くださったり、ご意見を頂きました。
特定保健指導に対して積極的な医療機関さんの姿勢が伺えます。
ご参加いただいた健診機関のみなさま、ありがとうございました。
次回の開催が決定!
今回ご好評をいただいたため、また健診機関向け説明会を開催します。
次回の開催の地は、東京(2回目)、中部地方、関西地方を予定しています。
詳細が決まりましたら、告知をさせていただきます♪
ウェルエットが課題を解決!
ウェルエットではデータ連携を行える管理システムを各機関に提供することで、スムースなデータ連携が可能となり特定保健指導の実施率アップ、煩雑な特定保健指導の運用を大幅に効率化しています。
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ウェルエットに少しでも興味をお持ちの方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
過去記事
●特定保健指導はいつ、だれが実施するのか
●特定保健指導でICTを導入するメリット、デメリット