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投資のリスクと時間足

2024年12月18日(水)。お酒の美味しい季節となりました。

NISAやidecoなどで積立投資を検討する時、元本を割り込む可能性、つまりリスクがどうしても気になります。

確かにその通りで、No risk, No returnなわけですが、そう言ってしまうと元も子もないので、リスクの考え方として時間足の概念を取り入れてはいかが、というお話です。

例えばNISAなどで長期積立投資をする場合、

今日明日の株価に一喜一憂することなく、ましてやたまたま大きく下がったからと言って損切りなど絶対にやってはならない、そういうタイプの投資対象だということを、まずは認識しておくべきです。

なので、気にする時間足は短くても月足。普通は年足ベースで資産の上げ下げを確認すると良いでしょう。

ちなみに私が毎月末に投稿している「インデックス投資今月の実績」も、まさに月足ベース。月とか年、そういう長い時間が流れているのが長期積立投資です。

一方、デイトレードなどの短期投資は真逆で、日足や4時間足、短いと5分足や1分足の世界。もし大きく下がっても損切りできないで、もしかしたらいつか戻るかもと根拠のない期待で、週足や月足感覚でそのまま放置すると、取り返しのつかないダメージを負います。

投資以外でも、「1年の計は元旦にあり」などと言います。これなどは年足ベースでの成果を見据えての心構えですね。

「国家100年の計」などに至っては、年足どころか100年足。人の一生ではローソク足1本も完成しない、まことにスケールの長い話です。

というわけで、自分はどういう時間足をベースに活動しているのか、入口も出口も、そこがぶれることのないようにしたいものです。