パズル80(2次小説:類つく)
ここはルーニー諸島の島の一つ ルーニープライベート島
昨年、整備が終わりここは海からも空からも完全に守られた島
現在はルーニーの屋敷とケビン、ロンと両親の屋敷が完成していて
道明寺、美作、西門の別邸も建設中…
今日は愛の3歳の誕生日を祝う為に司達とあきら家族が集まっている。
類「みんな忙しいんだからわざわざ来なくてもいいのに…」
あきら「愛の誕生日なら何を置いても来るぜ。
俺達の別邸の進み具合も見たかったしな…ここは自然も豊かだし温暖でセキュリティーも万全なんだから子育てにはもってこいだな。」
類「お前の奥さんなんて1年の半分近くここに入り浸ってる」
あきら「2人目も生まれて牧野も大変だろうからな。陸もここが気に入ってる」
類とつくしには昨年次女 笑(えみ)ちゃんが生まれている。
類「人手なら足りてるけどね…」
今は類の両親もここに住んでいてつくしのおかげで親子関係も修復した様子
類「翼なんて毎週末ここで過ごしてるんだから…」
翼はロンドンの由緒ある学校に入学しここに大学まで通う予定で平日はメープルから通い、金曜日の午後、ルーニー島に帰る生活を続けている
司「あの学校は入学するのも大変なんだぞ、翼は努力して実力で入ったんだ
牧野はすごい褒めてくれてたぞ」
類「つくしは翼に甘いからね…ため息」
今日の主役の愛ちゃんは翼と一緒に…
愛「はい。つ〜くん、これは?」
翼「これは…ここかな」
愛「つ〜くん、すごいねぇ」
何かに夢中の様子で類の側に来てくれない…
類「あぁ〜あ ダメって言っても何度もしつこいとこはやっぱり司の血だよね
愛ちゃんもあいつが来ると嬉しそうだし…」ため息
つくし「翼はすごく頑張ってるわよ〜将来の事は誰にもわからないけど
私は子供達には好きな人のそばで笑っていて欲しいわ。私みたいにね」
そんな言葉でルイの機嫌は上がります笑
つくし「類、笑ちゃんお願い。この子、類に抱っこされると嬉しそうなの」
笑がキャツキャツと笑いながら類の腕の中に…
類「この子は誰にもあげない」
その言葉にあきらは【笑はうちの陸がもらうぜ】と内心思い
司は【お…愛は翼にくれるって事か?】と考えていた笑
さてさて未来はわかりませんが…
翼「つくし〜80ピース埋まるよ。最後は愛ちゃん、ここだよ」
2人で仲良く80ピースのパズルを完成させた
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80ピース読んでいただきありがとうございました。
最後はエピローグで短くてすみません
このお話は11年くらい前に書いたお話のリメイクとしてnoteで連載
させていただきました。
ドキドキしながら書いたお話で大好きな作品ですが、あの当時は書ききれなかった部分もあり、新しい場所でもう一度、書いてみたくなりました。
拙い私の表現力ですが少しは成長出来ていたら嬉しいです。
以前のお話を読んでくださった方もこちらが初めてだった方にも
楽しんでもらえていたらいいのですが…私は楽しく書けました笑笑。
次回はパズルより先に書いたお話『絆』をリメイクして読んでいただこうと
思っています。よろしくお願いします