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絆6(2次小説:類つく)

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〜永遠 9歳〜

コックス家にはコックは3名いてメニューもいろいろ
ケイは中華のメニューがお気に入りみたい。僕? 僕は…

つくし「今日は私の仕事は早く終わりそうなの、久しぶりに夕食を
作らせてもらうつもりよ。」
僕はママが時々作ってくれる料理が1番好きなんだ
永遠「ママ、だし巻き卵も作ってね!」
つくし「永遠もだし巻きが好きよね〜」
ママが無意識に言った永遠も。きっと僕のパパも好きだったんだね

でもそんな事は気づかないふりをする。
永遠「ママのだし巻き卵は最高に美味しいからね」
その夜のテーブルにはライスとみそスープ、煮魚に白あえなんてメニューが
並んでいる。ケイもママの料理はお気に入りだよ
つくし「子供ウケしないメニューでごめんね」
ママが笑うけど、すごく美味しかったよ。

**回想**
〜つくし 19歳〜

10日後、スマホの電源を付けたら類からの着信がスマホに何件もあった

つくし「もしもし ごめんね、アパートに充電器忘れちゃって…」
類「そんな事だろうとは思ったけど…もう帰って来たの?」

つくし「あ…うん。今日戻ったの。類は?仕事はもう終わったの?」
類「あぁ まだ大学生なのに3日の約束が5日も出社させられたよ
牧野が実家に行ってて暇だったから渋々行ったけどね」
つくし「そんな事言わないでよぉ〜期待されてるんだよ」
類「そっかな…明日は授業あるよね?」
つくし「1限だけね。類は?」
類「家で寝てる」

つくし「クスッ…あのさ、パパが美味しいイチゴを持たせてくれたの。
明日フルーツサンドを作るからどっかで食べない?」
類「いいね。大学じゃなくて?」
つくし「2人分しか作れないと思うから…」
学校だと他の2人も居るかもだよね…類も同じように思ったみたい
類「了解。明日は天気も良さそうだしドライブでもしようか?」
つくし「嬉しい!久しぶりに類の運転かな?」
類「あんた運転手にもフルーツサンドあげそうだから俺の運転で行こう
大学裏の駐車場で待ってるよ」
類の声が弾んで聞こえるのは自分の願望かな?

朝、早く起きてフルーツサンドを作りちょっとだけおしゃれして家を出る
スーツケースは駅のコインロッカーに預けて大学に向かい最後の授業を受けた
もっと勉強したかったけど1年半大学生活を送れただけラッキーだったと思おう
裏門を出て少し歩くと類の愛車が停まっている

つくし「ごめんね、待たせちゃった?」
類「俺も今来たとこだよ。どこか行きたい所はある?」
類ならきっとそう聞いてくれると思ったよ
つくし「海が見える場所はどうかな?鎌倉とかは?」
類「OK 」

運転しながらも会話は弾む。
類「パパさん達は元気だった?」
つくし「うん すごく楽しそうで安心した。進もしっかりして来たよ」
1時間くらい走って海辺の駐車場に到着。まだ泳いでいる人もいない
浜辺にシートを引いて2人でサンドウィッチを頬張る
類「美味しい!このイチゴ甘いね」
つくし「類にはちょっと甘過ぎたかな?」
類「大丈夫。このコーヒーに合うよ」

食事が終わって…私は波打ち際まで歩いて行った
つくし「楽しいね〜まだ水は冷たいけど…」
類「牧野、気をつけて波が結構高いよ…ほらそんなとこまで行ったら危ない」
類の言葉を無視するように膝の辺りまで海に入り…転んだ
つくし「キャァ〜」
類「牧野…危ない」
優しい類は自分も躊躇なく海に入って来てずぶ濡れ…
類「ゴメン…これじゃぁ帰れないね。どこかで新しい服を買おう」

私は…
つくし「あ…あそこで服を乾かそうよ」
すぐ目の前にあるホテルを指差した…そこはラブホテルでは無いけど///
類は驚いた顔をしたけど…私はスタスタと歩いて行った
類「牧野…待って!どうしたの?」
つくし「類となら安全でしょ?」
ニコッと笑ったら『仕方ないなぁ』って顔をしてくれた。

フロントで至急のクリーニングを頼んでくれて部屋に入った
類「係が服を取り来るから先にシャワーをどうぞ、風邪ひいちゃうよ。
濡れた服はこの中に入れてドアの前に出してくれたら一緒に係に頼むよ」
つくし「うん//ありがとう」
私は脱いだ服をランドリーバッグに入れてドアの前に置いた
下着は自分で持って来た袋の中にしまう

そう…これは私の計画の行動だった

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おちゃめママ
花より男子の類ファン、原作の切ない類を幸せにしたくて類スキ向けにお話を書き始めました。老化防止の為に妄想を巡らせるおばちゃんです。拙い文章ですが応援していただけると励みになります。よろしくお願いします