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みんなアノマリーのせいね

前回の
『伝えたいのはアノマリー」で、
写真を撮るのは特異点、アノマリーを見つけてしまったから
とお話しました

例えは次の写真をどぞ

スカッとさわやか

数回前の投稿のカバー写真です
近所の川の中洲を散歩していた時に撮りました
主人公はアイスグリーンのガラスのかけら
よくみると「カ・」と読めます
書体からして「コカ・コーラ」のビンなのだろうなと
瓶コーラは今もありますが
カタカナ表記は昭和モノなんですよね←ココ
これがこの写真のアノマリーです

こんなカケラをきっかけに
昭和末期の思い出がいろいろ湧いてくる
泥はついてますが
すでにわたしの宝物
そんなワクワク感を伝えたかった

そして次

仙台観音とわたし
新月の晩に動くそう

こちらのほうが分かりやすかったですね
住宅地に現れた巨大な観音さま
もう、まごうことなきアノマリーです

なんといっても身の丈100メートル
あまりに大きすぎて普通に撮っても大きさが伝わりにくくて
数百メートル離れたところから撮りました
それだけだと
「観音様見つけた」
というだけの写真なので
色んな意味で対称になるよう右下にわたしの影も入れて

最後にもう一つ

雨のさざんか
昨日のお昼どき

これはちょっと分かりにくい
分からないでしょ?
サザンカを撮っただけに見えるし

これは私的なアノマリーです
ほかの人が現場でこの花を見てもなんとも思わないでしょう
実際、この生垣には数百の花が咲いていましたし
下の方にあったので目にも入らなかったかもです

でも、そういうトコロにわたしは惹かれて撮りました
誰も気にも留めない場所で
雨に打たれ傷つきながら
フェンスで隔離されているサザンカの花が
わたしの気を引いてしまった
そんな特異点

色んな暗喩を含んでいそうで
とてもお気に入りです

3枚の写真で説明してみましたが
なかなか上手いことはいきませんね
なんとなく感じていただけたら嬉しいです
わたしももっと煮詰めてまとめ直します

おまけで、もう一つ
3枚の説明の中には「おはなし」が入っています
そう、「たったふたつのボクのやり方②」で紹介した
撮影の考え方です
紙幅が尽きてきたのでこちらもそのうちに

最終章「アノマリーをぶっ飛ばせ」に続く♡

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