見出し画像

スナップは世界のカタログ化

街中をパチパチしてきた話
人、それをスナップと呼ぶらしいんだけど、いまだによくわかっていないわたし
きっとそれは写真のお友だちが少ないせいなのだろうな
会話で「スナップ」という音を発した憶えがないもの

この写真は、誰かを狙ったわけではなく、公園に集まった人たちを写したかった
カメラは iPhon5
写真サイズは1440x1080の、150万画素
ぜんぜん見られるよね
これよりはっきりくっきり写っても、写真のクオリティーが上がるわけでもないし
でも公園の雰囲気が、あちこちで会話がされてる感じが出てて、わたしは好き
まさに自画自賛であるけれど

iPhone5 は12年も前のスマホだし、カメラはしょぼいかなーと期待してなかった
でも、わたしにはサイコーのカメラ
色のりとかノイズ、手ぶれ感がそのときの気分を思い出させてくれる
なんというか、写真の情報量が少ないから、補うために色々考えちゃうのがいいのかも
駅に向かう3人組、微妙な距離感がよかった

スナップって「なんかいいな」が撮影の合図だから
なかなか写真を言語化できない
建物の正面に立つことと、水平だけを意識して撮影した
モチーフは陳腐だけど、暖色と寒色の配置が面白いかな
今回見返してみて、一番満足感があった

ガラスに反射する人と、ガラスの奥の人
そして二人を隔てる窓ガラス
エッシャーの「3つの世界」という作品が好きで
ガラスを見つけると、このモチーフでよく撮る
こういう自分の必殺技のようなものを持っていると
それが少しずつ増えていくと
「ナツオの写真」ができてくるのかな

とても楽しい夜でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?