見てもらえなきゃ写真じゃない
写真をなぜ撮るのか
それは
写真を見てもらうため
インスタグラムに出している写真は
わたしが目の前にしたものを
皆さまに見てもらいたい
そう考えてのものだけど
なかなか来てもらえず
その上♡もほとんどつかないのは
「あぁわたしは必要とされていないんだな」
とまでは思っていないけれど
その実インスタとは
相性が悪い写真だからなのかなとは思っている
わたしの写真といえば
どちらかというとパッとしたものは少なく
というか十中八九ほとんどそんなものはなく
地味で
ぼーっとして
ぼんやりしたものばかりだ
スマートフォン上で
目を凝らさなければ分からないような写真は
当然目立たないから
目の前に提示されていたとしても
きっと目に入らない
わたしとしても
小さな画面上で目を酷使していただいて
何かしら目に異常を覚えられても困っちゃう
だとしたらやはりわたしが一義的に悪いのかしらんと思ってしまう
インスタにくる人は
オペラケーキのような写真を求めているんだろう
よくあるオペラケーキの解説は上のようなものであるが
わたしが一番腑に落ちている説明は次のもの
「オペラの幕間に食べ切れる量で満足してもらえるよう
特に濃厚な味付けのものが考案された(出典不詳)」
インスタには息抜きにきているのだから
そりゃあ小面倒臭いモノなんて見る気はしないだろうし
パッと見キラキラでコントラスト高めの方がわかりやすいし
やっぱりわたしには場違いだったんだろうなと反省しきり
しかたがないので「デュラール」へ行って
一から修行のやり直しをするしかないのかなぁ
でも渡航費用がなぁ──