たったふたつのボクのやり方②
つぎは、お話を作ること
同僚に、花見に行った写真を見せたとします
ちょっと上手く撮れたかな、と思って
感想を待ってたら
キレイですね
にぎわってたんだぁ
お天気良くてよかったですね
これくらいの感想しか出てこないことがしばしば
10秒ほど見られればもうおなかいっぱい
なんなら早々に話題が変わっていって……
──せっかく撮ってきたのに
( ´ᯅ` )なぜ?
さて、どうしてあなたは桜を撮ったのだろう
キレイだったから
え、それだけ?
だとしたら
キレイですね
って言ってもらえたら御の字でしょう
目的達成です
文章は書いていないことは読み取れないように
写真も写し込んでいないものは見えないんですよ
"長く続く桜並木
煙るような桜たちを誰に伝えるのか
仰ぎ見て撮影するふたり"
撮影しているときは
ここまで明確ではありませんでしたが
それぞれの要素を意識していました
それらをつなげると
先の説明文のようになります
これがお話をつくること、です
写真内のお話が見る人に意識されると
その分よく見ようとしてもらえます
写真を長い時間見てもらえるのは
きっといい写真になっているからでしょう
お話をつくるといえば
5W1H
シャッターを切る前に
これを意識して
なるべく多く要素を見つけて
ステキポイントを閉じ込めましょう♡
前回のおはなしはこちら
たったふたつのボクのやり方①
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