青春18きっぷ中国地方制覇：空腹寒空練り歩き編
前回のあらすじ
青春18きっぷによる中国地方周遊の旅に出かけたおちょきんと旅仲間M氏。
旅行2日目の夜、初上陸した福岡で駅と夕飯を求めて歩く二人だったが
元日のため飲食店がどこも閉まっているという窮地に陥る。
前回記事はこちら(青春18きっぷ中国地方制覇：夕焼けまみれ編)
初回記事はこちら(青春18きっぷ中国地方制覇：序)
ビュウウウウウウウウウ
ビュウウウウウウウウウウウウウウウウ
ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
風が語りかけます。
寒い。寒すぎる。北九州市門司区。
市街地なのにこんな風吹く？と言いたくなるくらい吹かれてますが
それでも我々に取れる選択肢は唯一つ。
歩くことです。
飲食店が開いてないなら見つかるまで進み続ければいいだけです。
門司港駅というゴール地点もありますしね。
そんな中、一際目を引くレトロで大きな建物に出会いました。
門司電気通信レトロ館です。
大正13年に郵便局電話課庁舎として建てられた建物で
現在では電話や通信に関する博物館として運営されているようです。
時間が遅いので中には入れませんでしたが外見だけでもオシャレで楽しめますね。
画像の電話ボックスは普通に公衆電話として使用が可能です。
さて写真も撮ったしそろそろ行くかとgoogle mapを見たら
おもしろそうな文字が目に入りました。
浜町アート通り！
レトロ館から道一本入ったすぐそこです。これは嬉しい。
名前からしてアーティスティックな作品が飾ってあるのでしょうか。
期待しつつ行ってみると…あれ？
何もない…？
シャッターに良い絵が描いてあるお店が1軒あるのみでした。
確かにアートですがたったひとつだけでアート通りと呼ばれはしないでしょう。
検索してみるとやはりこのような絵は他にもあるようです。
門司港レトロには浜町アート通りと名付けられた通りがあります。
場所は鎮西橋公園から北側に延びる通りで、その一帯にはシャッターに昔の門司港を描いた建物があります。
【門司港散策】浜町アート通りのシャッター絵画街も解体が進む
歩いていた時はメリー・ポロさんしか見つけられませんでしたが、
本当は我々が歩いた道にももう少しあったようです。
店が全部閉まっている今はシャッター絵を見るには絶好の機会だったようですが、寒さと空腹で目が節穴と化していますね。
門司港レトロ
アート通りを通り抜け、ほんのすぐそこにありました。
門司港レトロがありました。
外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に
ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットだそうです。
夜景はとても綺麗！
とても綺麗なのでもっと撮っておくべきでしたが、1枚しか撮っていないことに我々の疲弊具合が見て取れます。
しかし何より素晴らしいのは、人がちらほらいることです！！
さっきまで歩いてきた町中は人類が絶滅したのかと思うくらい人がいませんでしたが、ここではわずかに生き残っています。
つまり飲食店がある！
喜び勇んで建物に入りましたがお土産系が多いですね。
飲食店は…閉まってる！閉まってるよ！！マジかよ！！
建物内の店は閉まっていました。残念。
しかし捨てる神あれば拾う神あり。
道に面した店が3店舗ほどやっていました。奇跡はあった。
インド料理店ナンダンさんの焼きカレーです。
焼きカレーはここ門司港発だそうで、
つまり今回の旅行にぴったりなご当地料理ということですね。
閉まってましたけど町中にも焼きカレー店ありましたそういえば。
冷えた身体に温かい料理が染みに染みました。
味と内容物はみなさんの想像通りです。あと量に対してかなり観光地価格。
私はそういうことも書いていきますからね。
しかし風と空腹がしのげたので大きく気力を回復出来ました。
営業してくださっている店員さんたちに感謝ですね。
門司港駅
記事の文字数がこの時点で1600文字あるので
いつもならもう終わってるところですが、
この際2日目の最後までやっちゃいましょう！
そうでもしないとこの旅日記一生終わらないから！
門司港レトロから目と鼻の先
門司港駅に到着です！やった！！
1988年(昭和63年)には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。2019年(平成31年)には6年にも及ぶ復元工事を終え、大正時代の姿に復元された門司港駅がグランドオープンしました。
重要文化財！
行くまで何一つ情報を知らなかったのでこれは嬉しいサプライズ。
なんだかすごい駅のようですね。
うーむレトロでかっこいい。
門司港はとにかくレトロ推しですね。
この記事で何回レトロって書いたでしょうか。
電車の席はどぎついカラーリングしてます。
ここから15分ほど乗ると今日のゴールである小倉駅です。
小倉駅
門司港駅から小倉駅につきました。
ついたあああああああああああああああ！！(BGM:アルマゲドンの主題歌)
小倉駅の外にはメーテルと鉄郎の銅像があります。
キャプテン・ハーロックの銅像もあります。
北九州市漫画ミュージアムの開業にちなみ建てられたそうです。
彼らは作者の松本零士さんがこの小倉に住んでいる時代に着想したものとのこと。
さぁここから徒歩で今晩の宿である小倉ベイホテル第一に行って今日は終了です。
関門トンネルを通って福岡に上陸してからは完全に情報なしのライブ感で歩いています。
それで人気神社やレトロ館やプラザやすごい駅に行き着くとは運が良い！
とても疲れましたが非常に充実した一日でした。
午前中宮島で厳島神社にいたんだから…
おやすみなさい！！！
さて
ようやく旅行2日目の記事が終わりました。
9記事目でようやく2日目終了とは時間がかかりすぎではないでしょうか…？
noteの普通が全然分かっていませんが…
まぁ…いっか！
次回へ続く