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#12 【国際結婚】倫理観が合わないとき

Привет👋

タイトルは移住してからずっと悩んでいること。
義実家にずっと住まわせてもらっているので、それもひとつの原因かとは思う。

倫理観って価値観よりも厄介だし、強固なものだよなーと思う。価値観は自分で変えようと思って変えるのは難しいけど、何かキッカケがあったり、環境が変わったり、つるむ友達によって簡単に変わることがある。だけど倫理観って本当に崩せない。自分もそう。

たとえばペットが体調を崩して、数日様子を見たけど悪化していく一方だったとき

A「もう手遅れかもしれないけど、なんとしても助けたい!!病院に連れていくべき!!」
B「もう病院に連れて行っても助からない、手遅れだ。命あるものはいずれ死んでしまうのだから、これも運命だ」

大袈裟に見えるかもしれないけど、我が家ではこれくらいの内容差で意見が割れる。そして必ず、わたし対夫・義両親という構図で割れる。
まだ助かる可能性があるのに、なぜ助けるという選択肢を最初から外してしまうのか…ペットを飼うという責任感がなさすぎる!!とわたしは憤慨してしまうけど、この感覚は相手には1ミリも伝わらないし理解もされないのだ。
でも逆に言えば、向こうも向こうでわたしのこの考えが理解できないのだ。

倫理ってわたし的に、他人を傷つけてはいけないとか、お互いに助け合いましょうとか、命は大切にしましょうとか、わりと命に関する感覚のことかなってイメージで。
さらに価値観の差は、自分が理解できなくても相手のような考え方もあるんだなって受け入れることができることが多い気がするけど、倫理観の差は理解できなければ受け入れることも難しいように思う。拒否反応さえ出ることもある。

ある日、なにかのコラムだったか、国際夫婦の体験談を読んだ。
その夫婦は日本人妻×外国人夫で、夫の母国であるとあるヨーロッパの国に移住。その国では出生前診断が義務付けられていたため、子どもを授かった際に受けることとなった。もし陽性だった場合に子どもを産むか産まないかで意見が割れたそうだ。結果は陰性だったので良かったけど、結果が出るまで話し合いは平行線だったらしい。
その国では陽性の場合、産まない選択をする人の方が多く、産まない選択をした人のための国の制度もちゃんとあるらしい。
日本ではそもそも検査自体が任意だし、産まない選択に対して厳しい空気感がある気がする(完全にわたしの感覚です、すいません)。
このご夫婦の場合、夫「陽性だったら産まない選択をすべき」、妻「陽性だとしても、この命を産まないなんて考えられない」という感じで、これが倫理観の違いか…とわたしは感じてしまった。

もちろん家庭ごとに事情があるので、産む産まないどっちが正しいとかは思いません!
ただこうやって意見が割れたとき、どうやって擦り合わせたらいいのか本当に分からない。
国際結婚じゃなくてもこういう風に悩む夫婦はいると思うけど、国際結婚が故に色濃く出てしまう部分もあるのかな…と感じたりもする。

まとまりのないお話だけど、今日もモヤモヤすることがあったので頭スッキリさせるために吐き出しました。

きっとずっとこの問題とは付き合ってかなきゃならないんだろうな。

Пока👋

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