【29歳独身女】これから水商売デビューしようか検討している方へ/スナック体入編
こんにちは。
おちょぼでございます。
学生時代から社会人にかけて、水商売のバイトをいくつか経験し、それなりに経験年数もあるので、これから水商売を始めようとしている20代後半から30代の方向けに、恐縮ながら、お店選びのHow toを書かせていただこうと思います。(ゴリゴリの独断と偏見です)
ちなみに私の場合のお店選びポイントなので、前提と条件、気持ちのところを先に記載します。
水商売の種類
まず、水商売と一言でいっても、種類がいくつかあるので、参考にさせていただいた記事を元に、上記にあてはまる方が選ぶべき形態を仕分けします。
参考にさせてもらった記事には、ハワイのキャバクラもありましたが、今回は該当しないので、省かせてもらい、9種類。この中から私が設定した希望項目を網羅するものがどれかというと、スナック一択です。
スナック
スナックは元々「スナックバー」と呼ばれ、上記のような形態のことを指していたようですが、今の時代、男性がカウンター越しに女の子とお酒を飲む場所というのがしっくりくるのではないでしょうか。私の認識もそうです。
何故スナック一択かと聞かれると、お客さんにとっても、キャスト(女の子)にとっても、一番気軽に飲める場所だからです。
基本的には、近所で働いているお客さんが顧客として通っていて、キープボトルを飲みながら、日々の諸々を話すのが一般的です。ママの昔からの知り合いということで、都内でも割と遠方からお店まで足を運んでくれる方もいますが、大半は家から近い、会社から近い方が多く来店されます。
求人内容にはご用心
どういったお店か、まずは求人の内容をみて確認すると思いますが、水商売の求人には平気で嘘が書かれていることがあるので、チェックが必要です。よくあるのは、
・ノルマ無し!
・私服でOK!
・店前の客寄せなし!
・連絡先の交換無し!
・お酒が飲めなくても大丈夫!
・シフト自由!2時間~から働けます!
などなど。
この条件が良くて面接を受けようとしてるはずですから、嘘がないか必ず一つ一つ確認してください。たまにあるのが、スナックという形態で書かれているものの、実際蓋を開けたらキャバクラ寄りのスナックというパターンがあります。店内に常時待機が10人以上いて、一対一の接客をさせるタイプのお店。ボックス席があったりなんかすると、服装がカジュアルなだけで接客スタイルはキャバクラだった、ということもあるので、その辺りも確認しましょう。
あ、ちなみにスナックでも大箱だと、ボックス席はあるので、ボックスについた場合の接客がどんな感じか聞いてみるといいでしょう。
連絡先の交換無し!で結局交換する(普通にお客さんと仲良くなったり、同伴することになり聞く)パターンはよくあるので、その辺りも自分の許容を確認しておいてください。
ママの有無と着目ポイント
私は、今まで4つのスナックで働いたことがありますが、2店舗はママ経営、1店舗は雇われママ、もう1店舗はママ不在の男性マスターのスナックでした。最後は、スナックバーのバーが少し強めの印象でしたが、長く在籍されているお姉さんがいたので、その女性がママ的存在で、マスターは黒子の役割をしてくれていました。
私の経験上、スナックの質はママ次第です。
スナックの面接にいくなら大体は体入(体験入店)がありますが、キャストをみるよりもまず、ママをみたほうがいい。ママの色がお店に全て反映されています。大体お客さんは、ママに言われると「困っちゃうなあ~」なんて、たじろぐので、スナック空間はママ一強です。(なんか強い戦士みたいですがw)
そして、もう一つママをみる上で忘れてほしくないのは、ママの水商売遍歴と働いていたエリアです。これもいくつかの県で働いたおちょぼの経験則ではありますが、ママが働いていたお店・エリア=ママの店のやり方に反映されています。昔、ママが池袋で働いていた、新宿で働いていた、渋谷で働いていた、池尻大橋で働いていた、銀座で働いていた、上野で働いていたetc…これをきいて、連想するのは、その街にいる飲み好きの人たちの印象です。
簡単に言うと、上野で友達と飲んでいると隣の席で酒を飲み、楽しそうにしてるおっちゃん達がいるとします。はい、その人達が店にきます。なので、「このエリアの雰囲気好きじゃない」とか「この飲み屋街、品がないわ」と思うエリアでは、働かない方が良い。店構えが良かったり、ママが単独で綺麗でも、結局そのエリアの人たちがお客様としてこられます。
ママの雰囲気とフロアの回し方、話しぶり、今までの遍歴、体入で本人から全てきくのは難しいので、それとなく太客そうなお客様に聞いてみてください。(体入で色々個人情報を話したくないならお店についてとかママについて、リスペクトを込めてきくと割と時間がもちます◎)
キャストの年齢層と
次にチェックするべきは、キャストの年齢層です。おちょぼも18歳から水商売を始めましたが、お店によっては年齢がかなり偏っています。そもそも、今回の選択肢にキャバクラやガールズバーを入れなかったのは、年齢的にアラサーが入店するには、オーバーエイジです。お店の意向として、アラサー世代を入れたいという店舗もありますが、常に歳下に囲まれて、キャピキャピされるのがキツい方は、自分の為にやめておいてください。
アラサーいじりが辛くなります。笑
スナックは20代前半から30半ばぐらいまでの年齢層が多く、お店によっては、ガールズバー寄り(年齢層低め)のところとアラサー世代が多いお店と、わかりやすく分かれているところがあります。もちろん40代以上のベテランが揃うお店もあります。
最年長として、お客様の落ち着く存在となっても良いし、同世代のキャストと働いても良いし、お姉さんに囲まれてもいいし、ここは自分が楽な方を選ぶことをオススメします。
接客スタイル
そして、キャストの年齢層がなんとなく確認出来たら、次は接客スタイルをみてください。とにかく可愛いと言われまくっている顔面偏差値の高い子、歌を歌うのが上手く、ひたすらカラオケを歌っている子、お客さんも女の子もあまり話さず飲んでるだけだが、それで成り立っている子。色気が止まらない子。
スナックはおもしろい事に他の水商売よりもカジュアルな容姿だったり、お堅い仕事をしている女の子も在籍しているので、接客スタイルが人それぞれ本当に違います。それをみた上で、自分のスタイルはまだ確立されていなくとも、「なんとなくいけるかな?」と思えるかどうかを確認してください。ここで、キャストが全体的にハイテンションすぎたり、カラオケ歌えないと厳しい(自分はそんなに得意じゃない)とかだと、入店後に確実に行きたくない病になるので、要チェックです。
服装とお酒の摂取量
服装については、ママへの確認と実際働いてるキャストをみるのが一番てっとり早いでしょう。体入の日程を決めれるのであれば、キャストが多い日を教えてもらい、出来るだけ多くのキャストの服装をみてみるのもいいかもしれません。特にアラサー、ミニスカート必須とかだとキツいですしね。笑
お酒の摂取量についてもお店の雰囲気ですね。はじめに「あまりお酒飲めなくて」とか言っておいた方が楽です。私は過去に瓶ビールの小瓶をちびちび飲んでいたら、ビール好きキャラになり、入りから最後までずっとビール飲んでいたことがありました。笑
まあ、体型維持とか色々人によってあると思うので、一旦はそこまで飲めない程でいくのが好ましい。飲みたい人はガンガン飲んでくださいw
あと、シーズンイベント(バレンタイン、夏祭り、ハロウィン、Xmas)にコスプレをするお店は結構あります。私も20代前半の頃はサンタコスをして走り回ってましたが、流石に今エロいコスプレをする勇気はありません。笑イベントの日は出来るだけ避けるか、強制参加的な感じであれば、そのお店は選ばないほうがいいかもしれませんね。(振り切ってやるのも案外楽しいときがありますがw)
お給料と同伴
最後は大切なお金のお話と、同伴について。
まず、時給についてですが、よくあるのは、体入時はいくら、本入店でいくら、といったように体験中は実際の時給より少し低く設定されていたり、手渡しでいくらというようにその場で渡されたり、経験者であれば上乗せされたりと、お店によって結構違います。
私が今まで働いていたスナックの時給をノルマやバックも含めて換算すると、
でしたね。店舗を重ねる毎に時給下がっていて辛い。笑
まあ、4店舗目でノルマも同伴も無いところを選んだので、必然的に下がります。
時給平均は1,500~3,000ぐらいでしょうか。
3,000であれば、副業として働くにはまあまあ良い方だと思います。
エリアにもよりますしね。
そして支払い方法もお店によって違います。
日払い、週払い、月末払いなど、そのあたりはママさん次第なので、従うしかありません。もし急ぎでどうしてもお金がほしいなら、相談してみるのもありかと。
最後は同伴です。
これもお店によりけりですが、同伴をしているお店は多いです。そら近所のお客さんが頻繁にきてくれるんだから、同伴もアフターもしたくなりますよね。そして、自分も近所で働いてるなら、仕事前に腹ごしらえ~的なノリで同伴してる人も沢山います。
お客様からダイレクトに誘われることもあれば、ママさんから「一緒にどう~?」なんて誘われることもあります。行きたくないのであれば、仕事を理由にお断りを。個人的な意見としては、ある程度お話ししたことがあり、一緒にご飯を食べても平気な人であれば、一回ぐらい行ってもいいかなと思います。その後やりやすいし、お客さんも自分だけが推しとは限らないので、他の子も含めて、回してることも余裕であります。笑
最後に
いかがだったでしょうか。割と具体的に書いたつもりですが、実際入店してからの接客が上手く行かなかったり、キャストとの関係性がギクシャクしたり、正直入ってからの方が大変だったりするので、本入店編も次回書いてみようと思います。
それではっ!