乳がん・婦人科がんと、消化器がん専用アプリのご紹介〜Peer RingとPeer Ring Bleu〜
今回はワタクシの友人、望月ミサさんの活動を紹介させて下さい。
ミサさんは49歳の時
卵管がんになりました。
入院・手術・抗がん剤治療を経て現在は
その経験を活かし
乳がん・婦人科がんに向き合う方の為の
オンラインコミュニティを運営する
一般社団法人・ピアリングの理事を務めています。
その
Peer Ring(ピアリング)
というSNSコミュニティは
乳がんや婦人科がんと向き合う人達の
情報交換や、悩みを打ち明ける場として始まり
現在、15,411人もの方が登録されています。
Peer Ringを運営していくにつれ
がん患者さんから
「私も参加したい」という声が多く寄せられたそうです。
特に多いのが
大腸がんの患者さん。
排泄問題などのセンシティブな悩みを
周りに相談出来る人が少ないという声が多かったそうです。
そこで
大腸がん・消化器がん専門の女性限定SNS
Peer Ring Bleu (Bleu=フランス語)
を立ち上げました。
さらに今年10月には
乳がん・婦人科系のPeer Ringと共に
今年10月にアプリをそれぞれ立ち上げました。
活動内容は、こちらの動画で詳しく説明されています。
潰瘍性大腸炎になってからというもの
「潰瘍性大腸炎を放置したら」
「悪化したら、大腸がんになる可能性が高い。」
ワタクシ自身
何度、主治医に言われた事でしょう。
排泄問題、人工肛門など
他人事では決してありません。
病気になった時
あらゆる情報をネットで沢山調べました。
心細いのは
同じ病の人が周りにいないこと。
不安な気持ちを分かり合える仲間がいないこと。
辛い時に「辛い!」と声を挙げられる場所があり
SNS上であったとしても
気持ちに寄り添い
言葉で背中をさすってあげられる様な
そんな温もりのある場所を
多くの人が求めていると感じます。
病気というのは、不安と恐怖との闘いでもあります。
Peer Ringという場があることは
大きな心の拠り所になると思います。
必要としている人に、この情報が届きます様に。
この活動を通じて
「どんな人にも寄り添いたい」と話す友人に対して
改めて、尊敬の念を抱かずにはいられません。
ピアリングの活動を知り
ワタクシもより一層
潰瘍性大腸炎の経験を通じて
社会の役に立てる事を考えて参りたいと思います。
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