![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60900353/rectangle_large_type_2_683b9ef060efbea626953c21de7537bb.png?width=1200)
コンテナ不足が解消されないまま再び中国の国慶節から旧正月へ向かうため不測の事態を十分に警戒。
●2021年後半の物流混雑の見込み
2020年と同様に米国の消費増に伴い中国の生産が増加すると、9月以降は昨年以上にコンテナの手配が困難になり、価格の上昇が懸念される。
引き続きコンテナの手配はますます厳しくなる可能性が高まる。
当面の間に注視している項目とこの数ヶ月で物流に関する懸念事案をまとめた。
●2020年11月頃から世界的に「コンテナ不足」が問題となりました。
この原因のひとつとしては毎年9月ごろからクリスマス商戦に向けて激増する貨物があります。2020年は中国がいち早くコロナの影響から回復したため、7月ごろから生産停滞のリバウンドで10月1日の国慶節の休暇に向け輸出が加速した。※米国の輸入量のうち25%が中国からの製品。
この時期の米国ではコロナの落ち着きも見られていたが、10月-11月に入ると米国で大統領選、人種問題による混乱、加えてコロナの新規感染者が連日20万人以上となりピーク時の1月11日には30万人を超す状況に陥った。結果として連鎖的に問題が複雑化したため港湾従事者やドライバーが不足する事態が発生。
統計資料:Google 2021年1月の米国のコロナ新規感染者数
ここから先は
3,372字
/
5画像
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?