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酸いも甘いも苦いも……


自慢じゃないけれど、いや、まったくもって自慢にならないけれど……。買い物をするとき
迷わない。どんなに高くても、どんなに安くても、これだ!と思ったら、すぐポチッと。
いつもはぼぉーっと過ごしているが、「人生は短い、迷っている時間なんてない」とかなんとか思ってしまう……って、ただの無駄遣いの言い訳ですがね。

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紅茶バージョンも
しっかりゲット🤭

そんなわけで、私の衝動買いコレクションの中でもひと目惚れ度がきわめて高いのが、このARABIA社の陶器のキャニスター。フィンランド語、スウェーデン語、英語。いろんな言語、いろんな字体で「コーヒー」と描かれている。アンティークだけど、プラスチック製の固い蓋はゴムパッキングつきで、開けると「スポッ」と心地よい音がキッチンに響く。そして流れ出すコーヒーのよき香り。ここから、豆を挽き、湯を注ぎ……至福のコーヒーブレイクのはじまりだ。

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コーヒー豆を眺めるのっていいよな。よく見ると、ふたつと同じ形がなくて。ひしゃげ気味だったり、尖ったり、傷だらけだったり……。でも、みんながミルの中でもみ合って、温かいお湯をそそがれ、サーバーの中で溶けあって、えも言われぬ香りがうまれる。
それだけでもうセラヴィ。ドラマですな。 

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一粒一粒違うんです

キャニスター(canister)の語源って諸説あるらしいけど、私のお気に入りはラテン語のバスケットを意味するcanistrum。人生の酸いも甘いも苦いもつめん込んだ香り高いバスケットと言うのがいちばんしっくりくる。そんなわけで、私のお気に入りキャニスターにはまた明日もそのまた明日も、セラヴィな豆の休息場だ。


時間がない朝用に
ドリップパックも
待機☕






     


 




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