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某動画編集スクールでクーリングオフを懇願しているハナシ

こんにちは、初めまして。
タイトルにある通り、わたくし現在某動画編集スクールに対してクーリングオフを懇願中です。
経緯としては「自分の理想の生活を送るのに動画編集はうってつけだと思い込んでいたが、そうではないことが入会翌日に他者からのアドバイスで判明したため解約したい」と完全に自分都合のため、ダメ元で消費者相談センターに問い合わせたりなんたりしながら対応中です。

▼おおまかな流れ、内容


1.無料説明会への参加、そして入金


事の始まりは、Zoomでの説明会。
他の動画編集スクールとの比較も終え、ここが一番いいかもしれないと思い説明会への参加を申し込みました。
説明会当日は、スクールに関する説明を受け、後日質問があれば個別でZoomを用いて再度説明するという流れでした。
個別での面談も終え、「当日中に契約していただければ割引価格」という言葉にも釣られ、ふだんはこういった「〇時間以内だと割引!」のような手法をとる営業の仕方は大嫌いなのに、大きな決断をしたという謎の達成感のせいで眼が曇り、相手の思惑通り当日中に入会の意向を伝え、翌日銀行一括振り込みで入金しました。約80万円の大金をですよ。

2.第三者からのアドバイス


その翌日、たまたまご縁があり、紹介していただいたフリーランスで活動をされている方から、「あなたがそういった人生を送りたいのなら、動画編集という手段はおかしいよね?相反するよね?」とご指摘いただき、「確かにそうだ・・・」となりました。ネット上で収集した情報なんて大抵誰かのマーケティング情報でしかないんですよね。そのことを全然わかっていませんでした。そして、「クーリングオフできないならヤバい会社だからなおさらやめたほうがいい」と言われ、ここで契約書にまだ署名をしていないことに気づきました。個別説明のときに、「ざっと目を通してみてくださいね~」とZoom上で見せられただけだったのです。

3.いざクーリングオフ


ここからクーリングオフへ動き出すことにしました。
しかし調べてみると、動画編集スクールなどは「通信販売」となり、しっかり契約までの考える余地があったと判断されるためクーリングオフの対象にはならないとありました。
ダメもとで消費者相談センターに連絡し、経緯を伝え、クーリングオフは可能かどうか尋ねたところ、どうにかできないか考えてみるということで担当者様と今後作戦会議をしていくこととなりました。

まずは、「通信販売かどうか」という点に関しては、「Zoom面談後の契約なら、電話勧誘としての扱いができるかもしれない」ということ。また、実際の契約書があったほうがきちんと話を整理できるから、契約書を入手できるなら入手してほしいとの指示をうけ、動画編集スクールの方に「そういえば契約書にまだ署名していないので、契約書を送付してもらえませんか?」とLINEで連絡。契約書はすぐに送付していただけましたが、相手の言い分としては「受講開始直前にみなさんに署名を頂く予定だった」と説明を受けました。

・・・え?おかしくない?
入金後に契約書へ署名?どんな悪徳商法?
こんなことが許されていいのか?

と初めてここでやっと自分の認識の甘さを痛感しました。
だってそんなんダメでしょ。誠意のかけらもない。どうして気づけなかったのか。

もらった契約書を消費者相談センターの担当者に送付し、再度作戦会議。
「ダメもとでもいいから、いまLINEやメールで相手とつながっているのなら、クーリングオフのメールを送ってみてください」とのことだった。
その日中に消費者庁のHPにある記載例を参考にしながら、LINEと問い合わせ先に送りました。

が、いつもはすぐに返信があったのにうんともすんとも返ってこない。
クーリングオフは制限付きで時間との闘いなので、消費者相談センターに「いつもはすぐ返ってくるんですが、今回はなにも返ってこないですね・・・」と連絡。担当者様いわく、「ちゃんとした会社ならすぐに返信するだろうし、こういう会社はなかなか返金したがらないだろうから、今後も手こずるかもしれない。契約書も拝見したが、ずいぶん身勝手な内容だった」とのこと。
一瞬でもその動画編集スクールを信用した自分が情けないったらありゃしない。

「見てませんでした」といわれるのを避けるために、「特定記録でのはがきの送付」を勧められたため、即実行。
送れるものすべてを送りました。

相手からの連絡を待ち、動きがあれば消費者相談センターのご担当者様と再度作戦会議をする予定です。

4.消費者相談センターはすごい


消費者相談センター、初めて利用したのですが、本当に親身に話を聞いてくださるご担当者様と巡り合えました。もしそうでなければ、後悔しながらも高い勉強代だと思い込み泣き寝入りしてしまっていたに違いありません。

業界全体でこういった契約の仕方が当たり前なのか、法律上アリかナシかの話は置いておいて、なんというか、嫌ですね。情報弱者だった自分も悪かったのはもちろんのことなのですが。

今後契約関係はしっかり目を通そうと思いました。「ざっとみるじゃわからないので、先に送付してください。そして確認後、署名をします」くらい言えなきゃダメだった。反省です。

同じ過ちを他の方に経験してほしくないので、一連のことを発信します。今後も何かあれば追記していきますので、参考になれば幸いです。

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