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#9アラサーの豪ワーホリ!シェアハウス暮らし編part1

シドニーで無事シェアハウスを探すことに成功した私。同居人のスペイン人のインガが一緒に暮らしてみると、かなりやっかいな人だったのでここで紹介したい。

まず、ビックリしたのは挨拶をしてくれない、ということだった。あれ?デジャブ?(詳しくは#2ホームステイ編をチェック!)ある夜、ゆきさん、ヒューゴ、ラリッサでリビングで軽く飲んでいた。そこにインガが帰ってきたので挨拶した。が、ガン無視だった。こちらを見ることもなければ、反応するわけでもない。私は空気ですかい?インガが自室に入った後、「もっと大きい声で挨拶した方がよかった?笑」とみんなに聞いたら、「あの人はみんなにそうなのよ。気にしないでね。」とラリッサ。

ラリッサとヒューゴが入居した当初も、無視されたので何故かと詰め寄ったらしい。すると「ブラジル人が嫌いだから。私は暮らすためにここにいるの。あなたたちと仲良くなる気はない。」と答えたという。やべぇ奴やん。それからも挨拶はするものの全く返してくれないので、そのうち声を掛けるのさえ止めてしまった。私も大人気なかっただろうか。

私が部屋でゆきさんと盛り上がってしまったとき、共同のトイレに行くと「静かにしろ!」と鏡に貼り紙がしてあった。ラリッサとヒューゴは部屋にトイレがあるので、こんなことをするのはインガしかいない。また、彼女は大家のニックと仲が良く、少しでも気に入らないことがあるとすぐニックにチクった。何をするにも彼女の顔色を窺ってしまう私たち。そのうちに、ニックからメールが来た。「最近、共同エリアが荒れている。きれいな状態を保てないようなら、次の家賃振込時に全員から罰金を徴収する。これが最後の警告だ。」

ん?!どういうこと???!!!ニック、激オコやん。

共同エリアが汚い…?掃除機は当番制できちんと掛けていたし、台所や洗面所も使うたびに拭き掃除をしていた。どこが荒れているのか、本当に、全く、分からない。びっくりした私はゆきさん、ヒューゴ、ラリッサにメールを送ったのだった…。

「私も今、ラリッサとその件でメールしているところ」とゆきさん。「私たちもそのメール来た。あとで話そう!」とラリッサ。学校から帰って話をした。今回もチクったのはインガだな、と確信する私たち。きちんと家をきれいに保っているので注意を受けるいわれはない。なんだか腹立たしい。ただ反論のメールを送るのでは火に油だと思い、ゆきさんと話し合った末、次のように送った。

「こんにちは、ニック。今日、家に来られたんですか?お会いできたらよかったなぁ。家をきれいに保てていない、とのことですが、どのあたりが汚れていたのか教えていただけますか?いつニックが遊びに来てもいいように、私たちは毎日きちんと掃除をしています。」

ニックが直接見に来ていないことも、変な言いがかりをつけているのがインガだということもわかっているが、これ以上しょうもないことに時間も気持ちも取られたくなかったので、あくまで「いつ来てもきれいなんだ、いつでもウェルカム!」という点を強調しつつ低姿勢さは崩さないでおいた。

すると、ニックから返信が来たのだが…

次回、#10アラサーの豪ワーホリ!シェアハウス暮らし編part2につづく

👇今日はこの歌🎶歌詞が今のコロナの状況に合っていて励まされる。大切な人と会える日は絶対に来るよ🤝✨

※写真は、シドニーのあるカフェ☕️外国らしいカラフルなケーキ🧁


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