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#37アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part10

サリー家での日々を振り返るとき、この期間については思い出さずにいられない。ずっと今でも残っている「一番大変だったな」という約1か月。

毎日子どもたちと密に過ごすからだろうか、子どもが体調の悪いときは私までその病気をもらったものだった。それもほぼ毎回。ただの風邪なら平気だが、その中でもキツかったのが「手足口病」だ。あれ?手足口病って、普通、子どもしか罹らないんじゃなかったっけ?と思った人、私もそう思っていたのだから、もう笑うしかない。

まず、末っ子のフレディーがやたらと機嫌の悪い日があった。普段ニコニコしていて朗らかな子なので、どうしたのだろうとサリーと話していた。すると、瞬く間に口内や手の指、足の裏などに発疹と水泡が出来始め、発熱が始まった。そこに、フレディーと三男のマックスが通っているチャイルドケア(託児所)に同じくわが子を通わせているママ友から「昨日、手足口病の子を通園させた親がいたらしい」と連絡が入った。サリーと私は顔を見合わせた。

「や、やばいぞ・・・(目での無言の会話)」

そこからは、とにかくフレディーの触った物を他の兄弟に触らせないようにし、抱っこ禁止令まで出した。飛沫感染の病気なので、フレディーの体液に触れでもしてうつったら大変だ。

また、これは日本とオーストラリアの医療制度の違いであるが、オーストラリアでは何かしら病気・体調不良でも予約を取らないと診察してもらえない。サリーが小児科に電話したが、予約を取れたのがその2日後だったと記憶している。サリーが先生と電話で話し、症状を訴えると緊急性がないと判断されたようだった。また、手足口病には薬などなく、自然治癒しかないらしい。

とにかくその水泡で口の中が痛いのだろう、何も食べてくれない。いろいろ与えてみて唯一食べたのが、バニラフレーバーのヨーグルトだった。それで2,3日様子を見ることにした。病院にも行ったが、1~2週間ほどで自然に治るから心配いらないと言われた。まだ1歳の小さな子どもが痛みに苦しむ様子に、何度変わってあげたいと思ったか知れない。

なんてことを思っていたら、本当に私にうつってしまった。ある朝、体がだるすぎてベッドから起き上がれなくなった…。

90%は5歳以下がかかると言われているこの病気にかかったアラサー。細胞が5歳以下なのか?

次回、#38アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part11につづく

👇今日はこの曲🎶

※写真は、サリーの得意料理「チキンヌードル」。お店開けると思うぐらい美味✨

リゾバ生活.com
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