#20アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント引越し編
3ヶ月間の語学学校を卒業後、シドニーから電車で8時間ほどの「オーバリー」という田舎に来た。ここの学校で1ヶ月間、日本語の先生たちのアシスタントをするためだ。
電車は乗り換えなどはなかったが、荷物を全て持ち運ぶのは骨が折れた。巨大なスーツケース、バックパック、津軽三味線、次の寝床にあるかわからないので念のためスーツケースに布団を巻き付けて運ぶ。私が所属しているワーホリプログラムでは、こういったボランティアやインターンシップが組み込まれているため、たびたび長距離移動を余儀なくされる。物を増やさずに暮らそうと思った瞬間だった。
事前にやり取りをしていたので、オーバリー駅に着くと学校の先生が迎えに来てくれていた。「オーバリーにようこそ!長旅お疲れ様!」と日本語で挨拶してくれた。名前はジェーン。背のスラッとした素敵な女性だ。初めて会った瞬間から「あなたに会えて嬉しい!」という気持ちが伝わってくる笑顔だった。
駅にはジェーンの娘も付いて来ていた。名前はケイト、6歳。シャイなのか、挨拶を交わすとすぐに車に乗り込んでしまった。駅に着いたのが16時頃、「後で寮に送り届けるから、まずはご飯ね。夕食は私のお家に招待するわ」とジェーン。家に着くまで自分の家族のこと、日本でやっていた仕事のことなど、いろいろ話した。ジェーンは日本語の先生をしながら、旦那さんとケイトと3人ではちみつ農家を経営している、と言った。私は周りにはちみつ農家の知り合いがいなかったので、どんな仕事をしているのか気になり詳しく聞いてみた。この話が興味深かったので、また別の機会にまとめようと思う。
家はとてつもなく広かった。終わりが見えない土地だ。どう表現すればいいのか分からないが、日本の一般的な一戸建てとは訳が違う。それから、ジェーンが家の中を案内してくれた。中も広い。オープンキッチン、巨大なソファーセット、薪で温める暖炉もある。また、ペットとして動物を多数飼っていて、犬1匹、猫1匹、馬1頭、牛10頭、うさぎ1羽、鳥3匹がいた。牛10頭が放し飼いにされている敷地の広さを想像出来るだろうか。というか、ペットで牛飼うってどういう感覚…?おもしろい。
ジェーンは学生時代京都に住んでいた経験があり、日本語が堪能だ。ツアーガイドや通訳の仕事もしたことがあるという。日本の話で夕食は盛り上がった。その後、落ち着いてから、学校の寮に連れて行ってもらった。これから私が1ヶ月間生徒たちと生活を共にする寮に。
次回、#21アラサーの豪ワーホリ!日本語アシスタント編part1
👇今日はこの曲🎶
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※写真は、あるスーパーの一角。オーストラリアデイが近づくと、こういったグッズが増える🇦🇺
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