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【ストV】ダイヤになって思う、プラチナを抜けるには
はじめに
こんにちは、おちうおです。
先日、ついに目標にしていたダイヤモンドに昇格することができました。
(昇格した勢いのまま、この記事を書いているので明日にはプラチナに戻っているかもしれませんが…)
そこで、プラチナ帯で対戦する中で、どういう考えをで対戦していたのかを記事にしておこうと思います。
使用キャラによって、考えるポイントが違うと思いますので、あるジュリ使いのメモ程度にとらえていただければ幸いです。
プラチナ帯を抜けるのに必要だったこと
EXゲージの運用を考える
ジュリは、EX波動拳のように能動的に使えるEX技が少なく、EXゲージを余らせがちになっていた。
そこで、コンボでEX必殺技を組み込めるところにはEX必殺技を組み込んで、EXゲージを溢れさせないようにしていた。
ここまでが、ゴールドの立ち回りだった。
ゴールド以前は、まったくEXゲージが使えていなかった(2ラウンド通して1本も使用しないこともざらにあった)ので、これでよかった。
プラチナになってから、EXゲージの使いどころを考える重要性に気が付いた。
重要だと気付いたきっかけは、削りKOに強さを感じたからだ。
例えば、相手の体力がドット&Vリバがない状態になったとする。
この時、EXゲージが3本たまっていれば、ほぼ勝ち状態だ。
適当に必殺技をガードさせてCAを打てば削りKOできるからだ。
ところが、CAがない場合は崩しに行く必要がある。
つまり、一回読みあいに勝たなければいけない。
この、1回の読みあいをスキップできるのが非常に強力だった。
勝ち筋の一つとして、削りKO勝利を選択肢としてとれるようなることは、勝率を上げるのに一役買っていたと思う。
いままで、漫然とEX必殺技でコンボを伸ばしていたのが、「いや、CAで削れるのでゲージ置いておこう」と考えたり、「相手の体力が8割ぐらい残っているから、今ゲージを使ってもまた溜まるだろう」とかを考えてコンボ選択ができるようになった。
ほかの運用でいうと、ジュリはEX両断殺で弾抜けができる。
この弾抜けがかなり優秀で、弾抜け後にコンボがつながる。(しかも結構痛い)
弾を主体に戦ってくるキャラを相手にしたときは、積極的に弾抜けを狙っていた。
弾抜けは集中力がいるので、ミスって確定しないこともよくあったが、相手に「こいつ、ゲージあると弾抜けしてくるな」と思わせることで、弾を打ちにくくする効果があったと思う。
そんな立ち回りをしているときは、コンボやCAでEXゲージを使うか、弾抜けで使うか考えて使用するようになった。
似たように考え方で、無敵技でのEXゲージの運用がある。
起き攻めが厳しいキャラ(コマ投げを持っているキャラなど)との対戦では、少なくとも1本EXゲージを常に持っていたい。
少しでも読みあいを複雑にして、相手の思考を乱すことで命が助かるケースがある。
こんな風に、いままで適当に使っていたEXゲージを使う意味を考えて使用するようになった。
相手のゲージを確認する
いままで、自分のことで精いっぱいだったので、相手のゲージなんてほどんど見たことがなかった。
それを、少しづつ確認するようにした。
まず、起き攻めに行くときに相手のEXゲージを確認するようになった。
というのも、無敵技を食らうのがとても嫌だったからだ。
相手にEXゲージがないなら、無敵技は打たれないので安心して技を重ねることができる。
そのために、相手のゲージを確認するようになった。
そうしているうちに、相手のEXゲージを見ることができるようになってきて、相手のゲージ状況に応じた立ち回りができるようになってきた。
相手にCAがある状況では、うかつに飛んだり弾を撃ったりしないよう気を付けたし、無敵技を食らったら死ぬ状況では起き攻めに行かなかったりした。
相手のEXゲージを見るようになると、相手のVゲージも見れるようになった。
相手のVゲージを見るのは、かなり重要だと思う。
私もそうだが、Vトリガーが強力なキャラはとりあえず発動したい気持ちが強い。そのため、トリガーがたまっている場合は発動できる技を多く振るようになる。
ベガを例に出すと、ベガはトリガーがたまっているとスライディングを多用する傾向にあると感じた。それに対して、垂直を合わせたり弾を置いたりして、ダメージをとる立ち回りができる。
また、弾抜けや対空として使えるVトリガーの場合、トリガーがたまっていると積極的に狙ってくるようになる。
トリガーがたまっているザンギエフに、弾を撃つのは避けたほうが良い。
神龍拳がたまっているケンに、飛ぶのもやめたほうが良い。
先の項目が、いかに勝つか?のために考えることだとしたら、この項目は、いかに敗けないか?のために考えることだろう。
相手の立ち回りを観察する
相手が何をやっているのかを見れるようになった。
もちろん、ずーっと相手を見て対戦をしていたのだが、ようやく画面のキャラクターではなく、対戦相手を見ることができるようになってきた。
対戦相手が何を考えてプレイしているかに意識を割くようになった、と言い換えることもできる。
対戦相手も人間なので、考えてプレイしている。
対空を意識しているのか?前ステを止めたいのか?中足を差したいのか?みたいなことを、立ち回りの中で観察できるようになってきた。
ほかには、相手の性格みたいなものを考えるようになった。
この人は、起き上がり暴れるので、無敵打ってくるかもしれないとか、ディフェンシブなプレイヤーだから投げ抜け押さないかも、とか思いながら対戦した。
たった99秒に満たない関係なので、当たるも外れるもあるが、とりあえず対戦相手を意識するのはよかったことだと思う。
相手の立ち回りに合わせた立ち回りを意識する
上の項目と連続するのだけど、相手の狙いを見透かしてこちらに有利になるように立ち回らないと、勝ちは乗ってこない。
相手を観察すると、「対空狙ってるなぁ」とか「ステップ見てるなぁ」とか、見えるようになる。
相手が何を狙っているか見えているから「じゃあ飛ばない」とか「じゃあ歩くか」とかできるようになる。
防御でいうと、相手がどんな技を振っているか観察する。
「風波溜め(蹴り上げるやつ)に差し替えし狙ってんなぁ」とか「中足差しに来てんなぁ」とか見えるようになる。
攻撃と違って防御は、キャラによって対応が変わるので一様にどうする?みたいなことは難しいけど、対戦中に対応がわからなかった場合でもトレモで「あの技」対策を立てることができる。
相手がどういう技を振ってるのかわからなかったら、それすらできない。
これまでにやってきた、「飛びに頼らない攻めを考えよう」だとか、「トレモで相手の技を確認する」とかが活きてきている実感があった。
相手に対応できるだけの準備があって初めて意味のある考えだと思う。
キャラ対策をやる
ゴールドのころからずっとやってきていたが、結局これはどこまで行ってもやらないといけないと思う。
いままでは、強い押し付け技やぼったくりの対処をやっていただけだったが、立ち回り含めた対策を考えるようになった。
きっかけは、アレックスに3回連続で当たって6連敗したことだった。
ほかのキャラと同じように、開幕後ろに下がって風波をためようとしたら、エルボーでダメージを取られ、そのまま端で殺される。みたいなパターンでボコボコにされた。
あまりにどうしようもなかったので、ネットで対策を検索して「垂直を置きましょう」にたどり着いた。
「なるほど、垂直を置けばいいんだな」と知識をつけて、アレックス戦に臨んだ。
結果、またボコボコにされた。
垂直を置いたところで、今までやってきた「風波を溜めて立ち回りを有利に進める」パターンが使えないので、どうしても勝てなかったのだ。
そこで、自分のアレックス戦を見返すことにした。
対戦を見た感想は「なんでこんなに下がってんだ?」だった。
後ろに下がることで、相手の突進は届くけど、こちらの技は届かない距離に長い時間いることに気づいた。そりゃ、一方的にダメージとられるだろ。
この反省から、「下がって風波を溜める」のをやめて「前に出て風波を溜める」をやってみた。(風波蹴り上げはガードさせて-2なので一応安全)
すると、以前のような絶望的な敗北は少なくなっていった。
ネットで調べた「垂直を置く」は確かにエルボーやスタンプに有効な対策だと思う。でも、私が知りたかったのは、どういった立ち回りをすれば有利に対戦を進められるか?であって、ピンポイントな必殺技の対策ではなかったのだ。(このケースでは、下がりすぎが弱い行動だったので負けていただけだが)
アレックス戦で学んだことは、「キャラによって適切な間合いがある」ということだった。
プラチナになってからは、適切な間合いと相性のいい技を調べるキャラ対策が増えたと思う。
まだできていない事
プラチナを抜けてもできていないこと、つまり課題も書いておく。
めくり飛びを振り向き昇竜で落とす
中足ヒット確認からコンボに行く
防御のバリエーションを増やす
3つしか出てないので、課題が見えてないのかもしれない…。
最近、振り向き昇竜を練習し始めた。
全然でない。
中足ヒット確認はトレモでも成功率低い。
実戦でできる気がしない。
というか、対戦中に「今から中足ヒット確認するぞ!」と意識を向けることもできていない。
防御のバリエーションは増やしたい。
ワンガードバクステから手を付けようと思っている。
さいごに
ダイヤになってうれしい気持ちのまま、記事を書き始めたので冷静な振り返りができていないところもあると思います。
プラチナ帯を振り返ってみると、とても長い期間プラチナにいたんだなぁと感じました。実際にブロンズ帯やゴールド帯の滞在期間の3倍ぐらいはかかったと思います。
特にスーパープラチナは2か月以上滞在していたので、本当につらかったです。
つらかった沼の話もありますので、一緒に読んでいただければと思います。
一つだけ言えることは、やめさえしなければ強くなれるということです。
私はこれから無差別帯の荒波にもまれると思います。
それでも、対戦は続けたいと思っています。
みなさんも、一緒に頑張りましょう。
以上、おちうおでした。